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漢字

アハ体験がもてはやされ、漢字検定ブームの中、協会のスキャンダルがそのブームに水を指している今日この頃。漢字が好きな人も嫌いな人も、それでも漢字がなくなったら言葉のイメージがずいぶん狭まる印象を受けると思うが・・・

南北朝鮮の人名がなぜハングル読みなのか?
それは、1970年代に在日韓国人が「自分の名前を違った音で呼ばれるのは人権侵害だ」とし、NHKを提訴し、負けたはしたが、その後、ハングル読みが日本において一般化したという経緯がある。
たとえば、ぺ・ヨンジュンは裵勇俊であり、Bae Yongjunである。漢字でのペは衣が長い様子の意味であり、ラテン語ではベと発音される。
ちょっと前だが、ギター侍の波田陽区が「ペ」という音をからかっていた。この「ペ」という音は「カトちゃん、ペ」や林家ペーとイメージをダブらせて下品なイメージとの対比で面白がっていた。大体、ペー、やベーは日本では下品な音である。漢字で表さない韓国人俳優のイメージを逆に音のおかしみから指摘したという面白い考察であった。
漢字は表意文字である。だから、どう読もうと勝手なのだ。だから、中国周辺の国に普及したし、朝鮮、日本もこれを用いた。だから、所変われば読み方が違うというのは当たり前のことであり、それを容認することで漢字文化のすばらしさを共有できるだ。
ただし、南北朝鮮はそれを否定している。
たとえば、ファンボカンも皇甫官と書くと、とても格式ある苗字に思える。実際、由緒ある名前だ。これをコウホカンと書くと今となっては違和感がある。しかし皇甫官もファンボカンも我々は2つとも覚えたい。知っていて損はない。これを不快には感じない。おそらく、この二律背反を良しとするのが日本人の特徴だろう。漢字、ひらがなに次いでカタカナという文字を発明した思考は、次にローマ字も追加した。
この柔軟性と知識欲はすばらしいと思うが・・・
否定的に捉えると、まどろっこしい。面倒くさい。ぼやける。でも、日本の本質となると、らっきょうの皮みたいになってしまうから、この幅を持たせることでまとまっているとも言えるなあ・・・
「日本語って漫画みたいなもの」って養老先生は言っていたっけ。
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by worsyu | 2009-04-17 13:06 | ひまネタ | Comments(0)
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