穢れごっこ

うなぎという映画がある。今村昌平監督。主演:役所広司、清水美沙。役所演じる男は、郊外から都心に通うまじめ以外に何のとりえもないサラリーマンだ。あるとき、投書で妻の浮気を知り、確認のために夜釣りから返ってくる。情事を目の当たりにし、逆上した男は、妻をめった刺しにして殺してしまう。その足で警察に自首する。刑期を終え、出所する。その時に渡されたものがうなぎだった。これは、彼が飼っていたもので、うなぎだけが自分の心を判ってくれるというのだ。
彼は刑期中に理容師の免許を取ったので、理髪店を始めることになる。その後、清水美沙が自殺未遂をしたところを助け、2人は、お互いの事情を深く知ろうとしないまま、恋心を抱きながらも奇妙な生活が始まるのだ。

菊地選手がトリニータに入団した。私は、彼のことはよく知らない。もちろん、彼の犯した罪のことは知っているつもりだ。しかし、問題は今、だ。過去のこだわりすぎるのはいけない。日本人は潔癖症というか、穢れを嫌う。みそぎという風習が古くからあるように、それは、一種の負の幻想-シャーマニズムなのだ。これを利用して古くは権力者が支配の道具とした。
罪は人為的なものなので、償えば消える。しかし、穢れは、その人が属する共同体も汚すと信じられた。死、疫病、出産、月経、犯罪・・・。
我々はもう一度、整理して考えるべきだ。まず、神道では、死や血を穢れとするが仏教やその他の宗教では、死を穢れとはみなさない。清めの塩とは仏教ではない。忌中とは、死者とその家族が神域に入れないことを意味する。
神社で手水をするのは外界の穢れをはらうものだ。
この穢れとは精神的なもの-幻想でしかない。みそぎをすればいいわけだ。
いわゆる、エンガチョすればいいのだ。
穢れとは何か?これは、日本人の偏狭さを示すものだ。なぜなら、強者に対しては使われないからだ。弱者がより弱者をいじめる時に使われるものだからだ。
ネチゴミらが騒いでいるのも、弱者いじめが面白いからやっているだけだ。
結構、教養のある方までもが、この因習というかシャーマニズムに囚われている。しっかりして欲しい。
ましてや、恥じることなど何も無い。
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by worsyu | 2009-09-02 14:17 | ひまネタ | Comments(1)
Commented by たいちゃん at 2009-09-02 18:33 x
こんばんは!僕もバサジィ大分ホーム開幕見てきました。明らかに昨年よりレベルアップしたチームになりそうですね。しかし、飲兵衛のトリサポにはノンアルコールの会場というだけでトリから乗り換えは止めようと決断しました。あなたみたいにキチク選手について自分の見解で良しとされるのには問題ないと思います。僕はクラブのブランドイメージのダウンを危惧して絶対反対ですが…相変わらずクラブが決めたから賛成だという自分の意見なんかないノンポリサポが多いのにガッカリ&危なさを感じています。
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