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考え方が違う

オランダ戦を前に、日本が大敗すれば少しは方向性の間違いに気付くかな?と思っていたが、そうでもないらしい。
結果は0-3の完敗。
私は、以前から、走り回り、無駄走りをし、後半失速するサッカーが嫌いだ、と言ってきた。むしろ、走らないサッカーの方が日本には合っている気がしている。
オランダ戦で前半は飛ばしていた。アウェイなので、先取点を取って、有利に試合を進めたかったのだろう。行き当たりばったりの「真珠湾攻撃」-。しかし、オランダはゴールを割らせなかった。また、たとえ、1点取れたにしても、おそらく、前回のW杯の豪州戦のようになっただろう、と予想される。つまり、勝負をしていない。勝つためのシナリオが稚拙なのだ。
世界陸上で、日本人がメダルに届いたのは、男子槍投げ、女子マラソン。女子マラソン団体、男子マラソン団体。入賞は男子100X4リレーだったかな?この中で、マラソンと短距離は意外と健闘していることに気がつく。つまり、科学的な研究が進んでいる日本では、長距離ではいかにして体力を温存して無駄な体力を浪費しないかという研究が進んでいるということだ。逆に、短距離では、短い時間でどれだけ効率的にエネルギーを消費してそれを効果的にスピードに結びつけるかという研究も進んでいるということだ。
ここから導き出される結論は、無駄走りをしたら世界と競えないということ。次に、短い距離-空間なら1対1でも勝負できるということ、だ。
パスをつないで相手を崩し、空間に走りこんで決めるという戦法は、日本人に対する、ある偏見-誤解から生じている気がする。日本人はサッカーが下手だ。後進国だ。だから、1対1では勝負できない。一人一人の能力が低いのだから、組織で闘うしかない。幸い、日本人は器用だ。中央を破ることは難しいのでサイドから崩していく・・・・
私は、いかに無駄走りを抑えて、体力を温存し、流れを読んで勝負処で集中してプレイするようにする方がいいと思っている。そのためには、守備なのだ。鉄壁の守備が完成すれば、体力が温存できる。攻撃するよりも守っているほうが疲れないからだ。
オランダは、守備を固めていた。日本が疲れるのを待っていた。もちろん、攻めることを放棄しているわけではない。彼らは無駄走りをしなかった。体力を温存していたのだ。そして、日本の攻撃パターンを読み、カウンターを何度も仕掛けていた。
カウンターサッカーは面白くないという人は、W杯で上位に進むなんてことは夢のまた夢。世界のサッカーからは置いていかれるだろう。
何度も言っていることだが、サッカーは2対1の状況をどれだけ作れるかで決まるのだ。日本はパスでつなぐことに固執してスピードを殺していた。せっかくのスピードを殺してしまう以上、狭いスペースしかない。もっと単純でいいんじゃないか?
1点目が入ってからの雰囲気は、このままだと、どんどん何点も入るだろうと思った。大分で見ていた人は、私と同じ感想を持ったのではないか?実際、2点目、3点目が入った。大分で0-3というスコアを出したら、大変なことになるが、日本代表なら大丈夫らしい。
方向性は間違っていない、この戦法でしか、日本は生きていけない、というのか?違うよね。私は違うと思う。
もっと、科学的な解析と戦術をもって世界と勝負して欲しい。まっ、日本代表なんてどうでもいいんだけど・・

(P.S シャムスカは日本サッカー飛躍の処方箋を掴みかけたんだと思う節がある。私と考えは一緒だと思う。
それじゃあ、なぜ、今年はだめだったかって?
一番の要因は、やっぱりFW力ということに尽きるだろう。残念ながらJリーグでは、外人FWの出来不出来で順位が決まってしまう。単純な話だ。引退前のウェズレイが最後の瞬きのように輝いてくれたから去年の好成績が生まれたのだ。もちろん、それを支え、機能させた大海、森重、深谷の3バックとホベ、エジのボランチの鉄壁の守備があってのことなのだが・・・今年のウェズレイはローソクの火が消えるように次第に輝きを無くしていった。無理もない。私は以前、あまり期待するな、と忠告したはずだ。広島がなぜ降格したかについて語った時に。)
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by worsyu | 2009-09-07 11:23 | サッカー | Comments(0)
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