新聞を嗤う。

TVまでならまだしも、新聞の論調までも何だか幼稚で、最近は嗤うことが多くなった。
鳩山首相の論文がニューヨークタイムズの電子版に掲載され、アメリカに批判的な論調であったことを問題視し、多くのマスゴミが騒いだ。また、新政権誕生後、岡田外相が対等な日米関係を論じたことに対しても、多くのマスゴミや外務省、「大人」の自民党などから、「不敬罪」になるとして、岡田外相も鳩山首相も門前払いを受け、大恥をかくだろうと予想していた。
そして、その瞬間を固唾を呑んで待つという大恥をかいてしまった。身内である首相の揚げ足取りに躍起になっているとは、何とも、まあ、情けない話なのだが。
ところが、ふたを開けてみたら、全く逆の結果となった。
クリントン国務長官と岡田外相は笑顔で握手し、並んで写真に納まった。クリントン氏はインド洋での給油活動の停止を容認した。
鳩山首相は就任早々に米大統領との会談が実現、というかつてない快挙を果たし、信頼関係の構築を演じて見せた。
なぜ、こうなってしまったのだろうか?というか、日本のマスゴミはなぜこんなにバカばっかりなのだろうか?
多くの識者が言うように、アメリカはすでに多極化へ向けて進み出しているということだ。アメリカの世界戦略が変化してきているのに、未だにアメリカ妄信者が日本にいて、あがめ奉っている。(日本企業の多くは多様化する価値観や多極化した社会を生き抜いてきており、一方の政治面では、これまでがあまりにも幼稚すぎたといえるだろう。)
読売、フジサンケイは、今回の件で朝日、毎日との対比を見る限りで対米従属&保守色を鮮明に打ち出したといえる。アメリカのご機嫌をとっているつもりが、実はアメリカは、その代替である要求に応える経済力も軍事力も政治力もなくなっていて、むしろ、日本に助けて欲しい、とすら言っているのだ。そのためなら何でも認める、と。そこまでアメリカ経済という砂上の楼閣が波に打ち消されようとしているのに。彼らには、その影しか見えないのだろうか?
民主党が次回、下野するとすれば、おそらく、スキャンダルだろうが、それを引き当てようとこれからも血眼になって探すことになるのだろう。まるで大衆誌の芸能記者みたいに。
ところで、自民党とはいったい何だったんだろうか?官僚のご機嫌を取り、財界のご機嫌を取り、アメリカのご機嫌を取り、地方のご機嫌を取り、中国のご機嫌も取って、政権政党という地位を守るためにパフォーマンスをしていた政治芸に長けた人たちだったんだろうか。
彼らは時代を読み違えた。これからは、頑固一徹な保守政治に寄るか、それとも、民主党の2番煎じで、失態を待つダミー政党となるのか・・・

読売やフジがこのまま保守色を維持していくとすれば、それは、国民にそういった旧社会体制=保守を好む人の支持がまだまだあるということだ。しかし、現実には、そうした人は少なく、論陣を張っていた人たちは駆逐されていくだろう。世間の風を見ながら、短期間の間にこの2誌は転向するのだろう。
せめて健全な保守系論陣を張るにしても、もう少し勉強してからやってもらいたいものである。その気概もないだろうが・・・
[PR]
by worsyu | 2009-09-28 13:56 | 時事ネタ | Comments(0)
<< 石田の優しさ サッカーを楽しもう >>