ベルガーとサポーター

ベルガー監督が解雇された。言葉的に刺激的である。日本人の何事も当り障りのない、「隠そう精神」からするとストレートである。しかし、事実は何も変わらないからこれもサッカー文化として受け入れるしかない。
トリニータサポーターは、というと、「何故続投しないのか?監督が悪いわけではない。去年よりも良くなった。見ていて楽しいサッカーだ。クラブ側の考えがおかしい」といった感じ。
さて、トリニータサポーターが最高であると持ち上げた以上、それほど評価を下げたくはないが、ここは、みんな冷静になって欲しい。心情的にはわかるが、強いチームを作るためには、致しかたないかなと思うよ。これもひとつのステップとして、受け止める必要がある。
浪花節が好きなのは判る。しかし気持ちにおぼれてはいけない。必要以上に肩入れすることは、都会から来た下手な芝居を賛美する田舎の観客に似て、見苦しい。楽しい思い出をお互いに抱いて、快く送り出してあげよう。ベルガーを明治時代のお雇外国人として見てはいけない。ビジネスなのだから、結果が全てなのだ。費用対効果で考えるべきなのだ。経営するということは、赤字を出してはいけない。毎年利益を出して、母体を大きくし、効果的に投資していく。人気先行の新潟、実力先行の市原。どちらも問題がある。今年のJ1は、都市型の横浜、浦和が優勝した。かたや元日本代表監督、かたや助っ人外国人選手監督。二人とも守備出身の監督だ。結局、何だかんだ言っても、守備を征するチームが覇権を獲るということだ。攻撃は、選手の組み合わせで自由にさせることがいいのだろうか。基本のルールを決めて、後は自在にやらせる。有効な攻撃はイマジネーションと連携から生まれる。前にも言ったが、ベルガーの攻撃サッカーの弱点は、その創造性の決如だったのかもしれない。
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by worsyu | 2004-11-30 17:39 | サッカー | Comments(0)
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