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TAOの歩み

TAOのドキュメント番組を見た。設立当初のビデオも流れた。これではとてもだめだ。今とは全然違う。他の太鼓集団と一緒の退屈なパフォーマンスだった。それが今の状態まで変化したことにやはり驚きがあった。しかも、設立時はほとんど赤字で潰れる手前だったという事実を知り、これまた驚いた。知らなかった。それがここまで来たのはすごい。
アメリカ縦断公演で固定客が付けば、2年後、4年後、TAOのパフォーマンスが世界中に認知され、そして、ファンが増えていくだろう。
ただ、まだ物足りない部分がある。あの広いステージの中でいかに表現し、観客とコミュニケーションをとって、いっしょになって楽しむことが出来るか。言葉による意思の疎通がないところに致命的な問題がある。敢えてそれをせず、自由に受け手の観客に任せているが、それでは商品としての価値が高まらない。もっと観客のところまで降りてきてくれないと世界中の誰でも楽しめるパフォーマンスにはならないだろう。もう一度見たい、もう一度会いたいと思わせるもの。それがわかっていないと方向性を間違ってしまうだろう。
日本人なら何も言わなくとも感じることができる高揚感も、それはイメージできない人にとっては子守唄になってしまう。
前にも書いたが、子供からお年寄りまで世界中の人々に感動を与えるためには、世界中の音楽、リズムを取り入れていかないと彼らの琴線に触れることは出来ないだろう。それができるのはTAOだと信じている。

毎年、正月に行われるパークプレイスでのTAOのパフォーマンスは、その空間がTAOの宇宙になっていて、観客といっしょに盛り上がっていく。それは今までに感じたことのない、素敵な時間だ。まるでTAOの演奏者と一体になるような瞬間がある。これは、世界中のどんなに立派な会場でも実現できない、パワースポットだ。
TAOをここまで進化させたのは、目標をしっかりと持つこと。そのために必要なことを一つ一つ作り上げ、それを築き上げ、また壊し、さらに作り上げ・・・妥協のない真摯な態度で方向性を確認しながら突き進んでいく。そこには人間の情念や欲望も排除されている。金では替えられない感動を求めて彼らは毎日、過酷なトレーニングをしている。いつの日か、TAOに共感した外国人が入ってくるのかもしれない。そうなると共同体という形をとっている彼らも変化していくのだろうが。

ちなみに今晩、KBCドォーモで取り上げられるみたいだが。一風堂ラーメンとのコラボも面白い。
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by worsyu | 2010-05-31 11:50 | 地域ネタ | Comments(0)
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