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野口悠紀雄氏

野口悠紀雄氏が大分で講演したようだ。県内の経済界のエライおじさんたちが集まって拝聴したそうだ。野口氏は以前取り上げたが昔からそんなに言っていることは変らないと思う。
エライおじさんたちは何を思ったんだろうか。野口氏は話が上手いので、満足しただろう。しかしまあ金出して聞くほどのもんじゃないよ。

要は日本はこれからイギリスを目指せってことなんだな。まあ、これは私見なのだが・・・
「モノづくり日本」と言って旧来の製造業に固執しても、どうせ中国や韓国、ベトナムなどの新興国に負けるんだから。最新技術を持っていても、いつかは抜かれる。どうしても製造業をやりたいのなら工場拠点を海外に移すしかないよ。労賃は自由競争の元では価値法則に拠るから、平準化する。つまり、日本の労賃も中国の労賃も自由競争の中では同価値のものは同価格になるということだ。そこに、大学を出たからだとか、英語や数学の点数が高かっただとか、はたまた、機の利いた文章を書けるだとかいうことはムダなものになる。
これを話し出すと長くなるから辞めるけど、端的に言うと、現在、日本で普通に働いている人たちの大部分はこれから先、賃金は低下していきます。今は社会の産業変革の時を迎えているわけですから、単純労働に払う金は益々安くなるはずです。
日本は80年代に頂点を極めたのです。世界の工場はそこまで。1985年のプラザ合意で円高に移行してからは、名誉ある撤退、文化立国に移行するべきだったのです。その後のバブルは経済政策の失敗です。強引に円安へ誘導するため、金融緩和策をしてしまいました。バブル崩壊後は赤字国債の乱発で丸抱えしました。
日本はこれから世界の工場になる必要はありません。無理ですし。世界の文化を創出するユニークな存在になるべきなのです。どんどんソフトを作っていけばいいのです。次から次へと。果てしなく。もっとも厳しい目でそのソフトを評価する民が存在しているのですから。その民度を上げていかなくてはいけませんね。マスゴミに煽られて右往左往しているようではどうしようもないですけどね。
それから、民族の壁を越える努力も必要になるでしょう。偏狭なナショナリズムに固執していたら世界から孤立するでしょうしね。
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by worsyu | 2010-06-23 17:52 | ひまネタ | Comments(0)
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