神頼み

クリフハンガーみたいに、この手を離したら落ちてしまうような感覚?
失望し、怒り、突き放し、でもかばいたくもなる。これがサッカーだ。それだけ地域に密着している証拠だ。
こういう時に、何かグッズでも買いたくなる。調子のいい時に買うのは普通のミーハー。調子が悪く苦しい時に買うのが本当のサポだ。

大阪の育児放棄致死事件はどうやら母親による計画的な殺人事件に発展しそうだ。部屋を出られないように粘着テープで押さえていたとか?・・・・まあ、真実はそのうち明らかになるだろうが・・・

こういう悲しい事件が起きるたびに「大分トリニータはそれでもがんばっているんだよ!」と言いたい。

普通なら、普通の人ならサポ辞めるし、応援には行かないし、グッズを買おうなんて思わないだろうし。でも、諦めない。

「何故?バカ?絶対、ありえない。命かけていい、絶対上がれない。消滅させない方がおかしい。意味あんの?存在する意味が、あったら教えて欲しい。消費税が上がろうとしているこのご時勢に。無駄使いしている暇あるの?バカな夢みたいなこと追いかけて。糞みたいなチームに金つぎ込んで負けてストレス溜めて体壊して。それで面白いわけ?」

「そうだなあ。お嬢ちゃん。どこから話そうかな。このチームはもともと0なんだよ。無なんだよ。親企業があるわけでもない、土台のチームがあったわけでもない、何にもないところからできたチームなんだよ。スポンサーもなかなかつかない。だから、みんなが手を離したらそれこそ消えてしまうチームなんだよ。我々は夢を見たんだよ。その夢が実現するのを見てしまったんじゃよ。」

「でも、どこかのお偉いさんがやってきて勝手に作ったチームでしょ?そのお偉いさんがいなくなったんだから、もう潰れていいじゃないの?」

「確かにそうだ。でもね、ただそのお偉いさんが勝手にやっていただけのチームだったら、ここまで来ていないよ。みんな、いつの間にかその夢に乗っかり、支えてきたんじゃよ。いつの間にか他人事じゃなくなってしまったんじゃ。生活の一部になったんじゃよ。」

「でも、スポンサーもいないのに支えきれるもんじゃないよ。県だってしり込みしてるし、借金して返すあてはあるの?たとえ返したとしても、その先はあるの?夢の代償が大きすぎない?」

「本当だね。プロスポーツでスポンサーがつかないということは致命的なんだよね。地方にいてJ2というステージでの広告媒体としての価値は低いんだよ。親企業があれば支えてくれるんだけど、その支援もないからきついんだよ。TVや新聞に取り上げられるくらい強くならないと、結果を出さないとね。」

「去年までいたメンバーはごっそり抜けたんでしょ?無理でしょ?」

「そうなんじゃよ。そう爺さんをいじめんでくれ。八方ふさがりなんじゃよ。」

「ふ~ん。なんだかかわいそうになってきちゃった。だったら、幸せになれるおまじないをお爺さんに教えてあげるねっ。♪レッズつら見よ目は猿まなこ 口はわに口 えんま顔 ♪」

「ふん、ふん。何だか元気になってきたわぃ。あなたはいったい・・・・どこぞのお方ですかのう?」

「私はトトロの森に住む沼の精です。あなたがあまりに悩んでおられたので」

「そうですか、ありがとうごぜえますだ。して、トリニータの運命は・・・・・」

「案ずるな、そのまま励めばよい。吉報を待て」
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by worsyu | 2010-08-02 12:10 | ひまネタ | Comments(0)
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