どうでもいい話

世の中、円高だ、日経が9000円を割った、と言って騒いでいる。そして、民主党の代表選挙で菅総理と小沢氏との争いにも注目が集まっている。
マスコミの報道を見るのも楽しいが、あまり振り回されないほうがいい。本質の論議をしないでスポーツ誌並みのゴシップ気味に論評するのも品が無い。

以前に何度か書いているが、2番底が来ていることは確かなことだ(2番底というのは、一度底をつけた後、もう一度底を試していることを指している。「ここが底なんですね」という確認行為なのだ。だから、そんなに悲観することでもない。)私の予想は当たった。1ドル80円時代の到来、というのも当たった。(しかしやがて円安に転じるでしょうけど。後年、「あの頃は円強かったなあ」と懐かしむことになります。)
ビッグマック指数についても、以前言った通りだ。何だか今、200円でサービスしているようだが、通常は290円~320円くらいだろうか。アメリカでは3.6ドルくらいかな?つまり、300円÷3.6=83円というのが現在の為替の本来あるべき姿なのだ。だから別に驚くことでもない。

皆さんは「金解禁」という言葉を聞いたことがあるだろうか?日田出身の日銀総裁、大蔵大臣となった井上準之助氏がやった政策のことを指すのだが。今は銀行に行っても金は買えない。これを変動相場制といいます。でも、昔は金本位制だったのです。各国の通貨には金と兌換できるという裏打ちがあったのだ。しかし、第一次世界大戦が始まり、世界はこの金と通貨の交換を停止していた。その後、世界は金交換を開始したのだが、日本は遅れていてなかなか解禁できなかった。その足かせになっていたのが、国家財政の逼迫でした。そこで、1930年に金解禁に踏み切る前に緊縮財政を国民に強い、軍事費の縮小や公務員給与カットなどを断行した。しかし、世界はすでに変っていた。1929年大恐慌が起きる。日本はそこで政策の変更が必要だったにもかかわらず、ロンドンがやがて立ち直るという見込みから金解禁に踏み切ったのです。そこで何が起きたか。猛烈な勢いで国内の金と生貨が国外に流れて行った。大手銀行は金解禁前からドル買いに走り、莫大な利益を得ることになった。

とまあ、今の日本の状況とよく似ているわけです。
小沢氏が総理になれば、大胆な財政出動をして、デフレ脱却を目指すでしょう。行き過ぎた円高も解消されるでしょう。バラマキをやらないと日本経済は息を吹き返しませんよ。どこにばら撒くかが問題なんですがね。大企業や資産家は海外に資産や工場を移して生き延びますし、利益を上げていきますが、この先、中小企業や一般庶民に待っているのは増税と不況です。
平時であれば菅氏は有能な調整型の政治家として活躍できますが、今は混迷の時です。独裁者を求めるのが普通でしょう。見てくれだの、金権だの言ってる場合じゃないんですがねえ。首相がコロコロ変ると外国から馬鹿にされる、みっともないという意見もあって。菅総理有利かな?

政治家も馬鹿じゃないからこの日本の歴史は少しは知っているだろう。だから小沢氏を担いだんだろうね。でも悲劇なことは小沢氏の人気がまるで全く問題にならぬくらい無いということだ。多くの国民から救世主どころか諸悪の根源のように見られているということだ。これは喜劇か?

菅総理が続投となれば、円は80円を一時的にせよ切るかも知れませんね。そして緊縮財政、日本経済の縮小へまっしぐらか・・・

まあ、どうでもいい話なんですけどね。これも歴史の流れですかねえ。
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by worsyu | 2010-08-27 12:20 | 時事ネタ | Comments(0)
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