魂のないサッカー

「札幌に負けたらしい」。他人事のように話したい。もう触れてくれるな、といった気持ちだ。
多くのサポが多分勝つだろうと思っていただろうし、反面、あの市原に勝ったのだから、気合を入れていかないと負けるかも?と不安な気持ちにもなっていただろう。私はそうだった。
1-0の試合をやられた。これは弱者が強者に勝つ唯一の方法だ。そして、見事にそれをやられた。今年トリニータができなかった戦い方を札幌はやってきた。勝てばいいんだ。そう、トーナメントは内容はどうでもいいのだ。PK決戦だろうが何だろうが、勝てばいいのいだ。その気持ちの強さはなかっただろう。磐田、鹿島はあった。意地があった。この点はサポーターの方にも問題があったと言える。そう、思わないか?甘かったよ。
トリニータのオランダサッカーとの蜜月はもう終わったと言っていいだろう。もう日本では研究され尽くされたといって言いのではないか?ベルガーサッカーの限界が見えたのだ。パスでつないでリスクを冒さないスペースにいる味方に球を廻す。支配率は上がるが、遅攻は相手の陣形を整わせてしまう。2対1の場面が作れない。1対1もしくは逆に2対1から崩すのは、高度な個人技と連携が必要。
もっとシンプルに高さ、スピードで崩すプレイを織り交ぜても良かったのではないか。試合の途中で修正が出来なければだめだと思うよ。何が有効に機能するか、責め方、守り方をこう変えようといったことをお互いに話し合い、相手に合わせていかないと、自己満足の落とし穴にはまってしまうよ。
まあ、とにかく、来シーズンに期待しよう。九州唯一のJ1チームなのだ。大事にしようね。
天皇杯はトリニータの名を売る上で大切な大会だったのに、もったいないことだ。返す返すもったいない。ブランドイメージといった面でもマイナスだったね。サポーター、ファンの気持ちを裏切ったという意味でも暗雲が漂ってきたね。熱しやすく覚めやすい大分県人気質が、潮が引くようにトリニータから距離を置くようになり、経営を圧迫しなければよいが。
ファンボに何ができるか。でも、できるかも知れない。チームのことを良く知っているだろうし、方向性も見えてきただろう。守りのサッカーから攻撃サッカーへ。そして、そこからしぶとく勝つサッカーへの脱皮を期待したい。個人的には、あきらめないサッカーを見せて欲しい。3点も4点も取られるような試合は見たくない。トリニータのサッカーとは、これだ、といったものを見たい。
魂のサッカー。
実現して欲しい。
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by worsyu | 2004-12-13 17:04 | サッカー | Comments(0)
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