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放置

アウェイで負けなくて良かったと思っている人は少ないと思う。でも、実際はそういう状況にある。
選手に質のムラがありすぎる。それをカバーするのは、明確な戦術の指示。状況に応じて試合をまとめるために、流れを引き寄せるために選手交代をし、抑えるところを明確に指示すれば、個人技で勝る相手には通用しないが、全体としてはある程度機能することができるはずだ。
確かに2点目は取れなかった。でも、試合そのものは押していたし、ある程度コントロールもできていた。キム・ボギョンは相変わらず精細を欠いた。内田と交代したことは良かったと思う。今のボギョンならむしろ内田を先発させた方がいいくらいだ。2人目の菊地の交代は怪我によるものなのだろうが、刀根は守備に問題がある選手。しかし他にいないから仕方が無い。1-0で推移していき、時間も無くなってきた。ここは最後にどう終わらせるか。残り10分。ここで3人目の交代で土岐田を下げてチェ・ジョンファンを入れた。これは何なのか?まだ、リスクを犯して攻撃しようと言うのか?
結局、ロスタイムにバイタルエリアでチェックが甘くなったところで裏に浮かされ、パワーに勝るブラジル人に決められてしまった、ということだ。
何ともお粗末な試合運び、というか、意味不明。2点目にこだわりすぎ。そんな力ない。勝つことで自信になっていくのに。もったいない。拙い。
3バックにして去年まで築いてきた堅守速攻の形をここにきて再構築しようとしているのか?でも去年の主力選手のほとんどはいない中で見よう見真似でやっている。前半は何とか持つのだが、後半になると、乱れてくる。修正する力がない。相手に合わせて対応する力が無い。バランスが崩れる。そしてやられる。これの繰り返し。

北九州は今季最高の観客数だという。その半分以上は大分からのサポーターだった。800円でプロサッカーが観れるなんて、素晴らしい、と大分の人は思うだろう。しかし、北九州の人にとっては800円ですらもったいない、と思っているだろう。
800円だから引き分けても仕方ないか、と思っている人もいるだろう。
需要と供給の法則は貫徹する。価値と価格の乖離は供給量として現れる。つまり安ければ観客数が増え、高く感じれば観客数は減る。当たり前のことだ。
大分の人にとってプロサッカーの価値は高い。しかし、今のトリニータの置かれているJ2という位置を考えると1500円前後くらいがやはり妥当な額だと思う。これにドーム使用料だとか、チーム支援金だとかをくっつけるのはおかしい。それは別問題だ。去年のメンバーがほとんど残ったのならわかるが、今のチームは全く別のチームだ。

もし来季の料金設定が今年と同じなら、年間パスポートは3000人前後まで減るだろう。それとも、ポポビッチが帰ってくるというのなら、観てみたいけど・・・・
by worsyu | 2010-10-04 12:31 | サッカー
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