無策の策

昨日、「クローズアップ現代」で、国が新エネルギー事業で自治体に補助金を支給し進めているエコ事業の半分以上が赤字に陥っていると言っていた。(風力発電)
風が吹かないところに建ててみたり、落雷の頻発するところに建ててみたり、で、どんどん赤字が膨らんでいるところがあるようです。
結局、国が半分お金を出してくれるので自治体のコスト意識が希薄である点が問題だと指摘しています。

自治体や政府などがする事業のほとんどは黒字を出さない、赤字の温床であり、財政を逼迫化させる元凶となる。
アメリカで現在、反オバマ運動=「ティーパーティー運動」が盛んなのは知っていると思いますが、これは、小さな政府こそがアメリカ経済を健全化に保つものだという考えです。これには一理あるのです。オバマ大統領や日本もそうですが、弱者を救済するために税金を使う。しかし、それは非効率的な組織で行うためにコスト高になる。そして、それは正規の企業活動を圧迫する。経済を不健全化させるわけです。
最終的には、これらの矛盾は需要と供給の法則によって淘汰されます。つまり、利益を出さない分野はやがて縮小し消滅する、ということです。それとも、小さな需要に対して供給過多を続けていって赤字を雪だるまのように強大化させるか、だけです。それもいつか爆発します。
Jリーグというサッカーバブルに飛びついた後どうするか。バブルははじけます。大分は莫大な赤字を抱えました。しかし、早く気付いたとも言えます。後に続く地方クラブも大分の行く末を注目しているでしょう。

J2で十分。維持管理費がかさむとクラブ維持は難しい。選手以外の経費は極力なくすことが重要。ボランティアをもっともっと使うべき。手づくりでいいのです。J1がバブリーでJ2が手作りでいいではないですか。Jリーグのマネジメントそのものが既に破綻しています。早くそのことに気付いて手を打つべきです。
地方においての大手スポンサーは自治体しかありません。つまり県民の税金です。これを使わなければ借金返済は無理です。できるだけ長期に借りて、確実に返済する方向で行くのが賢明です。Jリーグ基金からの借金は緊急避難的なものでしかありません。モラトリアムです。だから、より安全な資金を調達して運営します。そして、絶対に返すという意地をことあるごとに見せておく必要があります。
今回、純利益が出ました。来季は、今年以上に観客は減り、スポンサーも減るかもしれません。でも、その分はコストカットで乗り切るしかないのです。覚悟はできています。
再建するためには費用対効果の効率アップが必要です。第3者を交えて、情に流されず、3年後、5年後に繋がる再構築が必要です。
継続こそ力です。
これからは生き残りを掛けた戦いになる。J1もJ2も関係ない。浦和や新潟でさえ、今季は大幅に観客数が減っていることを見ても、これからのプロスポーツ界の経営は一筋縄ではいかない。生き残るためには、成績に関係なくスタジアムに足を運んでくれるコアサポをいかに確保していくかでしょう。これからは守りの経営戦略が必要です。
無策の策もあり、ということです。

個人的には、リッジーがサングラスとって、うるるん眼でアクロバット演技にトライすることを期待している。
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by worsyu | 2010-11-19 15:16 | サッカー | Comments(0)
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