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感謝

菊地が新潟へ完全移籍することになった。
私にとって忘れられないのは、8月のマンオブザマッチにもなった草津戦だろうか。
足を引きずり、頭を負傷しながらも指示を出し、献身的な守備をしていた。藤田とのコンビがぴったりはまり、堅牢な守備が復活した瞬間を見た。
試合後、サイン入りのボールを抱えてゆっくりゴール裏へやってくると、ゴール裏がざわめいた。いつもならメインスタンドに入れるのに、菊地はここまでやってくる。どこまで来るんだろうか?と。センターまで来るかと思ったが、そこまでは来なかった。この無言の演出には正直、感動して涙が出てきた。でも、どこか恥ずかしそうにしている姿も菊地らしい。堂々としているようでどこか表舞台にしゃしゃり出てくるのが嫌いなシャイな部分があるのが彼の魅力なのだろうか。母性本能をくすぐるのだろう。主婦層で彼のファンは多い。
大分トリニータというステージは結果的に彼にとって禊(みそぎ)の場だったのかもしれない。しかし、彼も彼を見守る大分のトリサポも決してそうは思っていなかった。純粋にサッカーを楽しみ、それに打ち込んで苦悩している彼の姿を我々は見ている。
大分トリニータは今や、育成、もしくは再生の場としての魅力を未だ持ちえているのかどうかもよくわからないが、この場から巣立っていった多くの選手たちの活躍に目を細めたり、気を揉んだりているトリサポはいっぱいいる。
望むらくは、彼の人生において、この大分という地が忘れらない地として刻まれることを願っている。何かにつまずいたら、この1年半を思い出して欲しい。そこが復活の原点なのだよ。
彼のブログにはいつも感謝という言葉が書かれていた。感謝する気持ちを持っている人間は伸びるよ。
卒業したのだから拍手で送ってあげたいね。そんな気分かな。
我々も負けずにがんばるよ。

勇気を与えてくれてありがとう。
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by worsyu | 2010-12-18 14:46 | サッカー | Comments(1)
Commented by masa at 2010-12-19 19:23 x
全くの同感です。いち時期は菊地がいなくなったら今のトリニータはどうなっちゃうんだろーと思っていましたが、いまは、なぜか菊地に拍手して新潟で「しらしんけんがんばれー」って気持ちになってますね。
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