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新妻聖子(にいづませいこ)

日曜の深夜は「さしこのくせに」を見て、それから眠るはずなのだが、今回は、たまたまBS2にチャンネルを廻してしまった。時々、この時間帯で劇場中継をやる。しかも結構いいやつを。月曜日が辛い。でも見てしまった。
「PRIDE」
見ているうちにぐいぐい引き込まれていった。主人公はオペラ歌手を目指す、有名なオペラ歌手を母に持つ資産家の娘、麻見史緒と、貧しい母子家庭に育った緑川萌とのダブルキャスト。この二人の愛憎劇が繰り広げられいく。貧富の差で人が差別されていた時代を象徴している昭和の物語。今なら中国で受けそうな題材だ。とにかく、緑川萌を演じる新妻聖子の歌が素晴らしすぎて、また演技もすごくて引っ張り込まれてしまったわけだ。
銀座のクラブで師と仰ぐ神野の前で2人が歌う歌がベット・ミドラーの「Wind Beneath My Wings」だ。憎しみ合っていた2人が歌に声を重ねた途端、素晴らしいハーモニーに変わっていく。特に新妻の英語がまるでネーチャーかと思わせるくらい完璧で、ブラボーなのだ。(帰国子女だった)
原作は一条ゆかり先生の少女マンガ。脚本の大石静はうまくまとめている。4人劇に合わせて多少ストーリーを変えている。たしか萌は留学先のイタリアで妊娠し、日本に帰ってきて地震に会うって話だったと思うが・・・
とにかく、新妻聖子が素晴らしい。この人、何を歌わせても上手い。しかし、気付いたことがある。それはコピーはオリジナルに勝てないということ。一番感じたのは、「会いたい」だ。沢田千可子のオリジナルがやはり一番。誰が歌っても沢田よりも魅力を感じない。それでも、新妻の歌は素晴らしい。そういう意味では、この人のオリジナル(「アンダンテ」)は誰も歌えないくらい素晴らしいものだろう。もちろん、カバーも素晴らしいのは確かなのだが。
もっと評価されていい人だ。紅白出て欲しいね。できたら、ベット・ミドラーのこの歌を史緒役の笹本玲奈といっしょに劇仕立てで歌って欲しいなあ・・・・
無理だろうけどね・・・・・

(この人、前に「陽炎の辻」というNHKの時代劇のエンディングを歌っていたのでその宣伝の時に見た。その時はもちろん上手かったけど、それほど印象には残らなかった。
経歴を見てびっくりするのは、音楽学校にも俳優養成所に行ったわけでもなく、大抜擢でミュージカルに抜擢され、現在に至っていることである。
大分にも芸短があるが、その中から、彼女のような逸材が忽然と出る可能性が無いわけではない。そうでなくとも、何の音楽の経験が無くとも才能があればここまで来れるということだ。まさに驚きだ。あの歌唱技術は誰に教わったのだろうか?日本人でここまで歌えるというのも驚く。)
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by worsyu | 2011-03-02 12:32 | ひまネタ | Comments(0)
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