原子力発電

大前研一氏の福島原発事故に対する所見を見た。
長い番組なので興味のある方は見て欲しい。細かすぎる技術的な説明が多いので、ついていけないだろうが・・・面白いと感じる人もいるだろう。冷たく感じるのは、基本、理系の人だから。断言する。気持ちいいくらい。
まあ、よくしゃべる。よどみなく。
この人は原子力発電所のエンジニアから経営コンサルタント、そして、現在に至っているわけだが、なかなか、相変わらず切れ味鋭い。残念ながら政治家には向いていないのは見ての通りだが。
同氏が断言していることのいくつか。
1)日本の発表は独自なので世界は驚いた。死者数百人ということはないだろう。2万人は行くと思う。誤解を招いた。
2)原発の設計思想が悪い。甘い。何が起ころうとも最後の最後に食い止めることができなければ意味がない。
3)もう、日本の原子力発電事業の発展は終わった。今後数十年は世界で相手にされないだろう。
4)今後、賠償問題が出てくる。農業被害は莫大なものになる。
5)秩序ある行動をしているのは唖然としているからで、これから数週間後かに批判が出てくるはず。隣人の多くが波にさらわれたことを実感する。これから心のケアが必要。
6)枝野官房長官はうまく立ち回った。よくやっている。株が上がった。死に体の菅総理もリーダーシップを発揮するチャンスとなる。この機を生かせるかどうか。
7)消費税を1%UPして1年間限定で徴収するべき。赤字国債を発行することはできない。
8)今後の日本は25%~35%節電を目指していけばいい。
9)ツイッターが威力を発揮した。私は携帯を2機常備している。バッテリーも長時間用のものを持っている。

彼の専門分野なので達観している観もある。今後何が起きるのか。どうすればよいのか。マスコミでは報じられないことをここで語っている。

すべての電源が落ちた状態で放射能汚染の中、バルブをあけようとする職員の方はまさに決死の覚悟が必要。全国からOBの方々らが、自分の命を犠牲にしてでもこの困難な局面を打開しようとしている姿には感銘を受ける。
しかしながら、この原子力発電というものの意味は、地上に太陽を降ろしたようなもので、これを絶対悪とした故湯川秀樹博士の言葉が脳裏をよぎった。
これから再評価されるだろうか・・・

ちなみに、世界中の原子力関係の人々が技術援助の名目で日本の最先端技術を盗もうと躍起になっている。アメリカもロシアも中国もフランスも。ロシアの技術力なんか数十年前のものだから、技術を盗む以外の何ものでもないわけで、チャンチャラおかしいのだが。この件に関しては、日本政府は各国の支援を受け入れる必要はない。ハイエナどもが吼えている。門外不出の技術をやすやすと公開しては本当に日本の原子力事業は破綻し、これまで積み上げてきた財産は水泡に帰してしてしまうだろう。

冷静になることが必要。感情に流されたら損をするぞ。

世界が日本を救おうとしている?そのどさくさに紛れて盗まれようとしているんだよ。
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by worsyu | 2011-03-17 02:11 | 時事ネタ | Comments(0)
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