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岐阜戦

とにかく寒かった。風がとにかく思ったよりも冷たい。身体から熱がどんどん逃げていった。風邪引きそうになった。
観客8500人。1万行かない。でも、これくらいじゃないと面白くないね。最低でも8千人入らないとね。
試合は、岐阜は最下位。最下位になっている原因はどこなんだろうか。大分との違いは何かを探して見ていた。
いつもよりも球が廻る。このあたりが今までと違うところ。15分までは岐阜を押し込んでいた。でも、なかなか決定機には至らない。その形の前辺りまでは行ったけど。岐阜のセンターは穴だなと思った。高さには強いかもしれないがスピードには付いて来れないだろうという印象を受けた。あそこは狙い目だな。でも、強行突破は無理だろう。まあ、それでもいつかはほころびが出るんだろうが・・・・
そう思っていたが、セカンドボールを拾われたり、相手のパスが面白いように通るようになり、次第に岐阜のペースになって行った。やばい流れになってきた。
失点。あそこを通されたらいかんだろう。というポカ。これをやっていては上位には行けない。

後半。メンバーは変わらず。開始15分までに入れたら逆転できると思ってたが。宮沢のロングが裏に走った森島に合う。シュート。結構コースは際どかったが、決まればいいのさ。決めてくれるのがFWの仕事。森島は足もそこそこ上手いし(これに溺れて墓穴を掘ることが多いが・・・)、足も結構速いんだよ。今回はその足で勝ったね。
そして、その8分後、後半、何度も右サイドを上がっていたハセヒロが上手く裏を突破し、素早く西に高速パス。反転し、身体で相手を押さえながら左足でシュート。綺麗に決まる。
後は、心がこもった守備で何とか逃げ切る。足がつる選手、怪我をする選手が出た。ここまでやらないと勝てない。ほんの紙一重の差。やるかやらないか。
勝ちたいのならやればいい。やらなきゃ勝てない。やっても勝てないかもしれない。でもやるしかない。やるだけのことをやって結果が負けても仕方がない。でもやらずに負けるのならここに居る権利は無いよ。

J2の下位チームの戦いだったけど、熱い試合だった。何とか逆転で勝てたが、引き分けてもおかしくない試合だった。勝てたのは気持ちの差だろうか。最後の15分くらいは負けられないという意地と勝てないかもという諦念が表れたかな。

J2でもこの素晴らしいスタジアムがあり、選手が精一杯戦う姿を見たら楽しめないこともない。強いて問題があるとすればスタジアムDJの質。下手なら下手なりに静かにしていればいいのに。無理に盛り上げようとする必要はないよ。
今の攻撃陣の戦力なら上位にいてもおかしくない。問題は守備。ここが整備されれば必ず上に行くよ。ただ、成績次第で観客が増えるかというとそうでもないと思うね。(去年よりも上位の成績を残しても今年の観客数は減少した。)
楽しむ力があれば十分楽しめるよ。この立派な器にみんなで作り上げることができれば、みんなの一人ひとりの力で楽しめる空間を作ることは可能だな、って感じたな。今日は。無理して来る必要はないけど。来るに足る空間と時間を作り出せば、常時2万人は無理にしても常時1万人の空間ならば作り上げることはできるんじゃないか?
上からのお仕着せのように与えられ、それを食い物のように奪い取っていた時もあった。しかし、今は逆にみんなが手弁当で知恵や力を持ち寄って作り上げるべき時だと思うよ。その方が素敵だし。
再生大分トリニータは始まったばかり。これを潰すことはできないよ。夢を持ち続ける力があれば、必ず潰れないよ。J1に上がれるかどうかわからないが、大分トリニータは不滅ですよ。
(ゴール裏のコアサポ(なりきりも含め)をどう維持し、増やしていくかが問題といえば問題かな。もっといろんな企画やコラボなどを口コミで作って、繋がりを絆に変えて行かないとキツイかな。もっとできると思うよ。中心に立つキャラをいっぱい作る必要もあるかな。AKBを作りだした秋元氏ではないが戦略が必要だよ。)

PS.浮氣も居たね。髪が黒くなって、ちょっと太って、おっさんになって、落ち着いたかな。岐阜が何となく千葉っぽい動きで前線に合わせていたのは浮氣の影響かな?・・・・
by worsyu | 2011-11-21 14:37 | サッカー
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