パンドラの箱を開けてしまった

円安だ株高だと喜んでいる人がいる。
しかし、これは、私が以前から言っているように、円が安全通貨、安全資産から投機の対象になったということでしかない。その引き金をひいてしまった。パンドラの箱を開けてしまったのだ。
円売りドル買いが続くだろう。
現在は88円台だが、日本の国債の金利が上昇し始めれば一気に信用不安が広がり、円は対ドルで200円ぐらいではなく、300円、400円にまで上がるかもしれない。そうなれば、市民生活は大混乱する。物が市場から消えるだろう。待てばもっと高くなるからだ。1973年に発生した狂乱物価(20%以上のインフレ)以上の出来事になるはずだ。
日本経済は国債の信用でかろうじて成り立っているだけだ。その国債を際限なく空手形として紙幣(日本銀行券)を印刷し続ければ、いつかはバブルが弾ける。
円安と株高はイコールではない。どこかで株が下がり始める。円が異常な速さで安くなり始めるはずだ。
世界中のトレーダーたちは日本崩壊を既定路線として定め、それがいつなのかを注意深く見ている。特にヘッジファンドは集中して資金を投入してくるから、日本政府でもかなわないだろう。
1000万円以下なら保証されているという考えをしている人たちも、銀行が全て閉まってしまえばその保証すらされない。楽して儲けようとする日本人の総意が現政権を実現させたのであって、これは戦前と同じだ。(たとえ、前政権であっても3年持ったかどうか。それが縮まっただけだとも言えるが。遅かれ早かれ破滅は来る。どさくさにまぎれて変なことはしないで欲しいが・・・)
形は変わったが金解禁と同じ事をやっている。国民の財産の多くを海外に安価に売りさばくことになる。
金本位固定相場制の時は交換を保証したことで国内の金がほとんど海外へ流出してしまったのだ。金そのもが価値あるものだったからだ。信用が崩壊した社会では金だけが通貨としての価値を持つからだ。現在は変動相場制なので円が安い比率で海外へ流出することになる。もちろん、円そのものの価値を強制的に安くすること(つまり、原価は高いのに安く売るということ。大バーゲンをやっている状態。簡単に言えばトキハが蔵出しで高級品を投売りで安く売りさばいている状態なのだ。普通、閉店か?と思うだろう。これを見て景気良くていいねとは言わない。倒産することがわかっているからだ。)で、交換することで差益が稼げるわけだ。
今やっていることは最後っ屁のようなもの。破産する前にオートポリスを作った鶴巻さんのようなものだ。最後は中国が買い取ってくれるとでも言うのか?・・・

これから起きることを目を背けないで見ていて欲しい。日本人の業が生んだ破滅への道筋を。
そして、国は破産しても個人の資産は守ることができるということも考えて欲しいね。

そうしたどさくさにまぎれて大分トリニータが躍進する芽があるというのも事実だ。
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by worsyu | 2013-01-16 12:03 | 時事ネタ | Comments(0)
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