山口俊-覚醒

山口俊が完投した。実に初登板から8年目である。

山口は抑えのピッチャーとして横浜の守護神となっていた。しかし、近年、失敗することが多くなり、2軍で調整することも多くなった。

しかし、今年、途中から先発に起用されて、本来の才能が発揮され、伸び伸びとした投球術を見せてくれている。

我々、大分県人から見ると、山口は高校野球の大分県決勝でサヨナラ負けを喫した投手のイメージが強い。

昔、ここでも書いたが、山口=抑え投手には違和感があった。

大きな体だが、柔らかいフォームから繰り出される球は、145キロ以上。それが130球を越えても維持できる体力と技術を持っている。無理のないフォームだからできる芸当だ。江川とダブって見えた。

本来ならば、100勝どころか、球界を代表する先発投手となっているべき選手なのだ。
横浜の事情もあり、彼は抑え役に徹し、勝利に貢献してきた。

彼のストレートも、スライダーも、カーブもフォークも一級品だ。それを9回まで維持できることを証明した。

まだ、27歳である。大リーグ移籍も十分考えられる。

勝負の怖さも知り抜いた中で、慎重に、でも、大胆に緩急を付けた投球。昨日の阪神戦は素晴らしかった。9回に150キロを出し、3者凡退に仕留めた。

これを覚醒と呼ばずして何と言おうか。

大器晩成。山口俊。故障に気を付けて、無理をしないで、自己研さんに励んでほしい。
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by worsyu | 2014-09-04 11:07 | 地域ネタ | Comments(0)
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