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波瑠の日本髪とおでこ

NHKの朝ドラ「はるが来た」が面白い。
近藤正臣の京都弁が本物だから、やっぱり締まる。
テンポ良くドラマが進行する。脚本が上手いのだろう。

中でも、ヒロインの波瑠が良い。きれいである。
日本髪が良く似合う。
振袖の着物におでこ全開の日本髪。細面の顔がとてもきれい。ある意味カルチャーショック。

これまでの波瑠に特別な思いなどは何もなかったし、ときめくことなんてまるでなかったが・・・
髪を降ろして、洋装になれば、面白くない顔なんだろうが、着物と日本髪のいでたちは、素晴らしい。
ミス着物と言って良い。きもの文化、日本髪の文化の復興に寄与したといっていいくらい、衝撃的な美しさだ。日本人形のような可憐であり、しかも品の良さが見える。肩もなで肩で首のラインが綺麗。
隣の宮崎が霞んでしまった。

面白みの無い、ただのうりざね顔のつるんとしただけの顔が、髪を上げることで、特別な美しさを放ちだしたのだ。

演技力もなかなかのもの。こなれている。こういった、軽いタッチのドラマに寄り添うようにうまくフィットしている。天性のものもあるが、彼女のこれまでの経験から、ここまで深く、味わい深いものになったのだと思う。

なかなか、髪の毛を上げて、おでこ全開はできない。まるで人相が変わってしまう。勇気がいる。できれば半分以上隠してしまいたいくらいだ。自信がなければできない。

波瑠は、このドラマが当たり役になりすぎると、能年のように次のステップが難しくなる。現代劇では、なかなか主役は張れないだろう。しかし、彼女は、いい味を出している。抑えた演技ができているので、対応が可能だと思う。


日本髪と着物っていいもんだなあ、ということを久しぶりに発見した。

いやいや、この役に波瑠を抜擢したプロデューサーは本当にすごいね。













by worsyu | 2015-10-28 15:19 | 芸能ネタ
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