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チーム状態を見る試合

残り試合が少なくなってくると残留争いをしている下位チームはプレッシャーがかかり、次第に尋常な判断ができなくなる。チームそのものも崩壊に向かう。
現在、残留を争う可能性のある下位チームは、残り9試合で10チームほどある。横浜Fマリノスも入っている。試合が消化されるに従ってこの可能性の降格圏内から外れていく。
一寸先は闇だ。突然、負けるのが怖くなり、臆病風に吹かれ、守りに閉じこもるチームが出てくる。確かに守りを無視して勝ちは拾えない。クレバーに試合を進めた方が最後には生き残るのだ。
横浜戦では前節やり残したゴールをこじ開ける強引さと最後まで守りきる精神的強さを見たい。横浜は研究しているだろう。そういうチームだからだ。横浜は勝てばとりあえず上位を狙える位置に戻れる。大分は圏内からはずれる。お互いに勝ちたいところだ。大分は26点、横浜は33点。この点差が示すようにTBSが煽っている降格圏内ほどの実力差がない。まだまだどのチームが降格するのかわからないのだ。
横浜はチャンピオンチームである。しかし、横浜が長年かけて作り上げたチームカラーのしっかり守って勝負所で得点し、逃げきるという戦術はそろそろ限界がきている気がする。今日はそれを明らかにする試合となる?かな。横浜に限らず堅守速攻という戦術をとるチームは多い。大分もその部類に入っている。しかし、そうした「少ないチャンスを確実に決める」よりも「多くのチャンスを作りその内のいくつかを決めればいい、とにかく流れをつかもう」という考えの方が今はいい。
まだ勝ち点を気にするよりもチームが戦う組織の状態になっているかどうかが大切だ。
シャムスカは、選手に具体的な個人としての目標を持てと言う。それは個人の力の結集が組織の力となるからだ。たった一人の意識の低さが全体の意識を下げることになる。サッカーとは不思議なもので知らず知らずにそれがチームに波及する。試合の途中からでもそれが出てしまう。
会社でもそうだろう。たとえば会社の経営陣や幹部がどんなに口で立派なことを言っても実態を理解せず精神論だけ唱える人に誰がついて行こうか。陰口を言われ、本音と建前が横行し、全くいつまでたっても能率が上がらない。そんな会社が生き残れるはずがない。
情熱があり、本音で話し合え、どうすれば前に進めるかみんなで話し合い、理解し、実戦し、修正し、組織を戦う集団に再構築する。それが有能な上司であり、上に立つ人間のあるべき姿であろう。もちろん、強引に自分の考え(型)を押し付ける人もいるだろうが。それでは組織は自立できない。育たない。
後者の監督は見回すといっぱいいるが、結果はどうであれ、シャムスカは明らかに前者であることは確かだ。これは幸いなるかな、ということだ。
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by worsyu | 2005-10-01 11:41 | サッカー | Comments(0)
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