NHKの朝の連ドラ「風のハルカ」が始まったらしい。大阪と湯布院が舞台。しかし、主人公の女の子に魅力がない。地味である。群馬のファイトもひどかったが、この連ドラも同じ運命を辿るのだろうか。もちろん、見たいとは思わない。
「世界の中心で愛を叫ぶ」では四国を舞台にしながらも、方言は使わなかった。これは大正解だったと思う。違和感なく心に染み入った。 香川弁で語られてもストレートに想いは伝わらない。却ってじゃまになる。最近、方言をバラエティーとして楽しむ傾向がある。特に熊本弁とか鹿児島弁とかは非常に面白い。女の子が話すのを聞いているととても可愛い。しかし、笑ってしまう。訛りはおかしいからだ。 方言で愛を語るとムズがゆくなる。 しかし、さんまが「男女7人~」で大阪弁で愛を語るが、不思議と自然である。関西弁は気持ちがこもっていても田舎臭くない。標準語では表せない感情が方言で表されている。これが他の方言だとそうはいかない。 大分弁は特徴として、瀬戸内海沿岸と古い関東の影響があるのか、九州山地の外側の他県とは著しく違う。イントネーションが違うし、「ばい、たい、くさ、~と」は使わない。 だから、九州以外の土地に行った方が順応できる場合が多い。 しかし、アクセントのつけ方などがやっぱり違う。聞いていて聞きづらい。しまいには何が言いたいのかわからなくなることがある。変な抑揚をつける人がいる。せっかく良い内容なのにそれだけでつまらないものになってしまう。 先日、田舎の葬式に出た。親族代表のおじいさんが話す言葉には味があった。誠実で、飾らず、しみじみと心を打つ語り口だった。嘘がない。しかし、府内などでは語る人が多い。この豊後浪花節には辟易する。結婚式でもそうだ。ああいう演出は私は嫌いだ。サラっと行って欲しい。同調を強要するのが嫌いなのだ。感動には個人差がある。あたり前のことだが、これがわからない人が多い。TVの見過ぎ。最近、号泣って言葉が軽く使われているが、これにも頭にくる。感動というものの何と軽薄になったことか。 俺はやっぱりおかしいのか。
by worsyu
| 2005-10-04 17:06
| 地域ネタ
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