天皇杯というのは、年々意味のない大会になりつつある、と感じる。メンタル面でどれだけ高められるか、非常に難しいだろう。
リーグ戦で降格や優勝を争っているチームは、調整程度に抑え、怪我をしないように無理をしない。 大分とヴェルディの試合は、大分の逆転勝ちという結果になった。前半は、気の抜けた時間帯に失点という精神的もろさを露呈させた。しかし、後半、ヴェルディが弱気になったところを一気に同点、逆転とギアチェンジに成功。勝ち方を忘れたチームと勝ち方を覚えたチームの違いを見た思いがした。もちろんマグノの正確なシュートがあってのことなのだが。素晴らしいね。狙ったところに流し込んでいるね。しなやかな豹のイメージがあるね。 大分が天皇杯を勝ち上がるには、やはりチャレンジャーとしてのひたむきな思いを強く持ち続け、チーム全員が勝利を求めていく気持が必要だ。心の戦いは千葉戦で感じたのではないだろうか。気持で負けない。最後まで集中する。攻める。あきらめない。ヴェルディ戦でもわかったはずだ。進化していると信じたい。 トリニータの名を全国的に広める格好の機会だ。トリサポとして、全力でアピールすることで他県のファンを獲得することにつながる。地元でタダ券で来る人よりも他県から足を運んでくるファンの方が何倍もうれしいし貴重な存在である。 決して選手をブーイングしない愛に満ちたサポーター気質は、必ず多くの人の共感を得ることだろう。ただ強いだけではなく、他チームからの煽りにも乗らず気品高く応援する姿は私は素晴らしいと思う。 ぬるくないよ。熱いよ。でもフーリガンにはならないよ。それはトリニータを愛しているから。
by worsyu
| 2005-11-04 22:24
| サッカー
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