或る心理学者の話

現代社会の人間の多くは幼児化しているという。これは先進国全般にみられることで、日本に限ったことではない。
皇室のニュースに微笑む人たちも、彼らロイヤル層の本当の実態は知らない。調べると、政治、経済、旧華族、皇室関係らが入り混じる人間関係に驚く。
東京、町田市で起きた高校生が同級生の女の子を刺し殺した事件は、自分がコントロールできなかったから殺すことで唯一コントロールしたということ。弱いものをコントロールしようとする。その手前がいじめ。
幼児期は、周りがみんなやさしく、自分の思ったり発した言葉がそのまま通る。成人になってこの境地に戻るとそれは自己愛-ナルシストとなる。
外部をコントロールできないと、自分をコントロールしようとして変わろうとする。ピアスをしたり、整形したり、それでもダメな時は自殺する。究極の自己愛である。
これは日本に限ったことではない。アメリカでも欧米でもある共通の悩みだ。ただ、その原因を精神的ストレス-現代病とする考え方が一般的ではない。誰かのせいにする。弱いものいじめが始まる。または政治的に利用する人もいる。真実は現代の管理社会に順応できなかった弱い者が陥った悲劇なのだ。
2チャンネルやネットで国粋主義的発言をする輩は、どんなに知識をひけらかしても、どこか幼稚だ。アダルトチルドレンそのものだ。単純に聞いていて確かに心地よい気もするが、よくよく考え、自分で調べてみるとおかしいことに気が付く。鵜呑みにしても、それでストレスが発散できるのならまだいい。ただ、それを真に受けてしまう幼児化した大人や少年たちが続くようではこの日本も危ういものだ。
幼児化の拡大再生産が行われている。
強い者は都会に残り、弱い者を見つける。弱い者は田舎に行き、より弱い者を見つけて生きる。しかし、最終的に自分よりも弱い者を受け入れ、自分も弱い存在であることを受け入れなければ魂の安寧は訪れないであろう。大人とはそういうものだ。
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by worsyu | 2005-11-18 01:45 | 時事ネタ | Comments(0)
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