吉田には感謝している

吉田が大分を去るらしい。ちょっと、待ってくれ。そりゃないよ。というか、何だか気分良くない。
寝耳に水というわけではないが、まさか、幾らなんでもそりゃあないだろう、と思っていただけにショックの度合いは大きい。しかし、理解はできる。

私にとって、大分はとてもいい町で、もちろん故郷だから愛着はあるが、結婚して、子供を持って思うことは、教育が不安だといいうことだ。次に医療関係。移籍の理由になっているかどうかわからないが、多少はあるのでは、と思う。
都会と田舎の違いで一番気になる点がこの2つだ。
子供が幼稚園に上がり始める頃になると、もっといい環境で育てたいと思う。たとえばブラジル人やその他の外国人にとって大分は子育てには向いていない環境だ。インターナショナルスクールも無い。無理がある。
日本人であっても、都会から来た人にとって大分の教育環境は、優れたものではない。都会の方が情報量も多いし、子供が発達していく上においてより高度な教育を与えることができる。田舎は治安はいいかもしれないが、それだけだ。せいぜい2年。井の中の蛙状態は、ある時期とても必要であり、集中できるすばらしい環境となるが、その中に居続けることには疑問であろう。

吉田に限らず子供を抱えた選手たちは、いつの日か大分を離れるしかない宿命を背負っている。それは偏見だという人がいるだろう。しかし、彼らはより高い教育を選ぶことができる人たちだし、今後のことを考えても大分に留まる必要性は低い。
今回の件で改めて考えさせられたことは、大分トリニータは若手選手の育成場所としては最高だが、そこに留まることは、家族を持った場合、彼らの犠牲を伴うことになるということ。

吉田の子供もそろそろ小学生に上がる頃だろうか。それなら1年生か2年生くらいの時までに都会に移ったほうが子供のためにはいいだろう。奥さんもその方が安心だろうし、吉田もその方がいいだろう。子供は大分で過ごしたことを覚えているだろう。よく今までがまんして居続けてくれた。ありがとう。感謝している。
ぶっきらぼうな口調で、面倒臭そうに話す吉田だが、そこがまた正直で一本気なところが私は好きだった。誤解されやすい選手だったが、心は綺麗で澄んでいる。大分を愛してくれたよ。
吉田のいないトリニータなんか、はっきり言ってつまらん。それでも応援はするが、つまらん。
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by worsyu | 2006-01-14 11:40 | サッカー | Comments(0)
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