外連味がない

高松と握手したのは、今から5年前の2001年だった。イオン挟間店でのイベントで有村選手といっしょだった。まだその頃は恥ずかしそうに笑う顔があどけなかった。身体は華奢で、とてもハットトリックをした選手とは思えなかった。飾らず、自然に笑っている姿が印象的だった。

J’sゴールに高松のインタビュー記事が出ていた。インタビュアーが森田氏で顔なじみの女性だったせいか、飾らない地の性格がそのまま誠実な言葉として載っていた。語られている言葉は優しいが、大人になったなあと感じる。それはチームメイトへの「気配り」というものではなく、彼の性格である-自然に周りを和ませ、引っ張っていく心の大きさを感じる。それはまた、大分トリニータとそれを取り巻く環境から生まれたものなのかも知れない。監督に対する評価、チームメイトへの評価も的確だ。まさにトリニータの大黒柱に成長した姿を見た。
誠実で飾らない言葉というのは、最近なかなかお目にかかれない。或る代表選手などは、自分の地位を下げかねない言動はしない。だから彼らが真実を語ることはないし、面白くない。
高松にしろ、西川にしろ、梅崎にしろ、すがすがしい。外連味(けれんみ)がない。田舎の人のように、マスコミに対して警戒感よりも好感を持って接している。だから、思ったことを素直な気持ちで言う。政治的な駆け引きはしない。これが本当の姿じゃないのかなあ。
サッカーが好きだし、楽しんでいるから、自分が感じたことを素直に話しているだけ。誰かを陥れようとか、自分を必要以上に売り出そうとしているわけではない。

わかる人はわかる。高松っていいなあ、と思うよ。人間は容姿じゃなく、内容だね。スポーツやっている男は誠実さが一番魅力的なんだよね。バラエティーのように意図的に作られた誠実さじゃなくて、本当の心の優しさは、わかる人にしか見えないかも知れないが、本物がわかる人はわかるはずだ。
トリニータっていいなあ、トリサポっていいなあ、大分っていいなあ、って思いませんか?
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by worsyu | 2006-10-19 11:12 | サッカー | Comments(0)
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