車椅子マラソンを見る

鹿島戦に行く前に「第26回大分国際車椅子マラソン」を応援というか、見物がてら沿道に出た。10月も終わろうというのにまだまだ日差しは強い。先導する白バイが過ぎたかと思うとすぐ、先頭集団はあっと言う間に通り過ぎていった。速い。すげー速い。後続は後ろに行くにつれてゆっくりになっていく。沿道からは「がんばれ~」という声援。
この「がんばれ」という言葉に多少違和感を感じないでもなかったが、難しく考える必要もないのかも。素直な気持でいいと思う。過ぎ去る選手たちのほとんどは交通事故などで下半身が動かなくなった人だ。(もちろん、障害の度合いが違う人もいる。生まれつき足が未発達な人もいるし、小児麻痺の人もいる。)
彼らが行き去る姿を眺めつつ、不思議な感動を覚えた。何と言うか、格好いいのだ。アスリートなのだ。敬意を感じる。そして、次に思いを馳せたのは、中学校でいじめを苦にして自殺した子供たちのこと。
この車椅子マラソンを見せてあげたい。もしかして何も感じないかもしれないが、何かが残る。映像として無意識の中にでも残る。
「生きるって素晴らしいことなんだよ」
「苦しみを乗越えて得られたものは素晴らしいものなんだよ」
彼らにとっては、一瞬でも耐えられなかった出来事だったのだろうけど。そんな狭い社会なんか過ぎてしまえば、いくらでも人生は開ける。捨てたものじゃない。
嫌なら逃げればいい。
「愛せなければその場を去れ」(ニーチェの言葉)
何だか悔しくて涙が一筋流れた。

(大分で続けられているこの大会をもっともっと皆に知ってもらいたい。支えている県民を誇りに思うよ。ぜひ見に来て欲しい。面白いよ。格好いいし。一村一品の精神はここにもある。)

いざ、鹿島戦に向かう。
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by worsyu | 2006-10-29 22:07 | 地域ネタ | Comments(0)
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