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希望

穐吉敏子、一般には、秋吉敏子として通っているが。忘れた頃に取り上げられる。NHKは好きみたいだ。TBSは筑紫さん繋がりで取り上げられる。外国で活躍する日本人の代表のような方だ。
彼女が死ねば、改めてその偉業が評価されることになるのだろうか。しかし、まだまだ元気である。なにせ、ルー・タバキンと結婚したのが40歳の時、小柄で髪の毛もおかっぱにしていたから若く見えたのだろうか。別府の女のすごさなのか(山下久美子を連想してしまう)。ちなみに娘の秋吉満ちる(マンディ満ちる)は前夫の子。
今回取り上げられたのは、ジャズマスターズ賞を受賞したからだ。これまではビッグバンドを率いてきたことに対するものであったが、今回は個人としての功績を高く評価されたようだ。ジャズの殿堂入りしたようなもの。アメリカのジャズに日本の感性を投影し、芸術性を高めた。彼女の音楽は非常に視覚的で、詩的である。その情感を旋律としてリズムに織り上げていく。オーケストレーションされていくのだからすごい。ピアニストであり、また、コンポーザーとしても評価できる。
何年か前に庄内神楽とのジョイントがあったが、はっきり言って私は好きではない。リズムが違うからだ。せめて、舞だけなら対応できたかもしれないが。誰かプロデュースする人間がいないと無理だったね。
最近、コンサートの最後に歌う曲として「ヒロシマそして終焉から」の中の「希望」が紹介されていた。日本語の歌詞で娘の満ちるが歌っていた。相変わらずあまりうまくないが。これは、曲だけなら本当にいい曲だね。NEWS番組のエンディング曲にぴったりだと思うが。
私が彼女のジャズに魅了されるのは、その繊細な感性-日本人の美意識がジャズに体現できているところにある。これは、彼女にしかできない特別な世界だろう。真似ではないのだ。オリジナリティーに富み、しかも、すばらしい。アメリカで生まれたジャズをここまで変えたのはすごい。その変化を進化と認めたのだろう、アメリカが。
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by worsyu | 2007-01-09 11:14 | ひまネタ | Comments(0)
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