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救世主はいない

救世主は誰なのか?それはいない、と言っていいだろう。
戦力は去年と同様のはずだった。しかし、機能しない。それはなぜだろうか?
確かにブラジル人ボランチ2人とトップ下の梅崎を放出し、攻撃を組み立てる陣容が変わってしまった。それでも、時間が経てば機能し始めると思っていたはずだ。しかし、違った。なぜだろうか。
それは、今まで、守備を犠牲にしても攻撃に重きを置いて組み立てていたシステムが通用しなくなったことを意味する。

私案だが、システムをいじるしかないのではないだろうか。
4-4-2への移行をしてはどうだろうか。
DFは、上本、三木、深谷、福元。
MFは、根本、アウグスト、マラニョン、高橋。
FWは、高松、松橋。
まず、トップ下を置かない方がいいのではないか?(トップ下などいらない!)状況に応じて、勝手に入っていけばいい。そうすれば、マークされにくくなるし、マンマークにつかれれば、そのエリアが大きく空くことになる。
DFは、逆サイドには、これまで高橋や根本が下がって対処していたが、攻撃参加すると、当然、戻れなくなる。それよりは、サイドのDFが上がり下がりすることで、攻撃と守備の体制を整える方がリスクが少なくて済む。これまでも、三木の神がかり的なクリアで何度も命拾いしているだけ。すでに、守備のシステムは崩壊している。
そろそろリスク管理の重要性も考える時期なのではないか?

1-0でも勝ちは勝ちだ。3-2の試合もいいが、1-0でも十分、我々は満足だ。
カウンター主体の攻撃パターンでは面白くないという人もいるだろうが、オフサイドルールのある陣取り合戦では、スピードが一番の武器となる。
まずは、攻撃と守備のリズムをつかむことだ。安定した守備ができた上で初めて攻撃に厚みがでる。バリエーションは自然に出てくるはずだ。押し込みはじめたら、そこから、3バックに移り、また、ポゼッション重視の球回しから崩す戦法に移ればいい。まずは、リスクを回避してから、攻撃的になればいい。
つまり、攻撃力重視の戦術から、守備力を重視する戦術に転換する必要がある。現在、バランスが崩れているのだから、そのバランスを取り戻すために、後方から積み重ねていくべきだと、私は思うけどね。
4-4-2に移すだけでも戦力はアップすると思うよ。
by worsyu | 2007-05-01 17:43 | サッカー
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