ガソリン価格上昇

ガソリンの小売価格がお盆前に上昇した。145円平均で、高いところだと150円を超えるだろうか。
これは、もちろん、GWに次ぐドライブシーズンではあるから、元売業者の作為的行為といぶかる向きもあろう。しかし、石油を取り巻く環境は、常に供給不安にさらされている。中国の需要意欲の拡大は衰えを知らず、中東情勢はイラン、イラク、アフガニスタン、それからイスラエル周辺国も含めて、いつ紛争が激化してもおかしくない状況が続いている。これと各産油国の政治状況の変化を含めて地政学リスクと呼んでいるが。このリスクが軽減されることはおそらくないだろう。
一昨年のハリケーン騒動の時は一時的であれ、アメリカの石油精製施設地帯に影響を与えるという観測から、暴騰したことがあったが、今のところ、ハリケーンは現れていない。
実は、先物市場では、1月末から上がり続けてきた原油が、7月頭から下がってきている。一時、80ドル手前まで行っていたものが、現在は70ドルを割る局面にきている。もちろん、このまま下がり続けるとは思えない。いろんなリスクがあることももちろんだが、相場の波動からして、反発局面を遅かれ早かれ迎えるだろう。
対米強硬派のチャベスは年内100ドルもありうると発言し、OPECも今回の下げに対して、当分追加措置である生産拡大はありえないと明言している。
相場は少数派に味方することがある。つまり、下がると思えば上がるし、上がると思えば下がる。20%の人間が儲かる仕組みになっているから短期的にはまだ下がる余地はある。したがって、9月には多少下がることもありうる。
今回の値上げも、原油が高いのに比べて相対的にガソリンは安い位置にあることから、短期の指針ではなく、中長期で年末までを睨んで設定した価格と思われる。
今月辛抱すれば来月は少しは下がるかも?・・・大勢に影響は無いか。我々庶民は自転車が一番!!
[PR]
by worsyu | 2007-08-09 15:28 | 時事ネタ | Comments(0)
<< 冷静に戦おう! 楽しむことのすばらしさ >>