浅草サンバフェスティバル
叫ばないアナウンサー、レポーター。落ち着いた口調がとてもいい。普通に話している。地方に行くとハイテンションすぎて辟易するのだが。 着ぐるみをした男のレポーター(山崎邦正風の、ただし、こっちの方が断然良い)が観覧している男の子とその母親と思われる3人組にインタビュー。 「お名前は」 「○○○」 「○○○」 「おいくつですか」 「6歳」 「4歳」 そして、後ろにいる母親と思われる人にもマイクを向ける。 「え~本当の歳言うの?」 「今日は誰と来たのかなあ」 「おばあちゃんと」 「え~おばあちゃん?本当に?お若いですねえ。おいくつなんですか?」 「51歳」 「いや~若い。50歳かと思いました」 若いおばあさん大笑い。(いや、本当に若く見える) このあたりのやり取り、うまいねえ。下町って感じで。 ブロコ アハスタォンBLOCO ARRASTAO(Rは口蓋に奥舌をつけるからハの音になる。) 何と言うか、楽しいチームだ。昔のアニメソング調。音楽と踊りはちょっと幼稚。あえてそうしているのだろうか。ここらが日本的。でも、洗練されている。ブラジルのサンバと中国の舞踊を混ぜるアイディアは素晴らしい。その表現が日本的に洗練されていて、面白い。おちょくっているのが何故か愉快。先頭の7人は黄色いタイツを着たブルースリー(死亡遊戯)風。中国武術団は、まじめに踊っている。 でも、これはサンバとは言い難いね。ただ、楽しいね。日本人の精神的にはこれがサンバなのかもしれないね。歌がCDになっているので、興味のある方は、聴いてみたらどうだろう。元気が出るよ。耳について離れなくなるかも。 人と金とモノをつぎ込んだらできる祭りの象徴のようなものだ。つながりの無い人たちが多く集まる都会において、サンバや阿波踊りなどがかろうじて祭りとして盛り上がるわけだ。 アレオトリニータももっとサンバ風に編曲したらいいのになあ、と思った。1.2.1.2じゃなくて、1234.1234で。
by worsyu
| 2007-08-25 15:44
| ひまネタ
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