赤福と三笠野

三重県伊勢名物で銘菓の赤福(創業宝永4年1707年)に製造年月日の偽装表示、販売の疑いがあるとして、農林水産省らが立ち入り調査をしているらしい。
赤福と言えば、日本を代表する銘菓。デパートでも、キヲスクでも売られている。あの、手跡がついているのが、何とも風情がある。なかなかできないらしい。年季がいる熟練の技だ。

大分にも、和菓子処はある。私は、誰が何といっても竹田の但馬屋の「三笠野」だと思っている。昔から竹田の地を離れず、販路も拡大しない。昔、聞いた話だと、その日に作ったものしか本店では売らない。今は知らないが・・(ちなみに但馬屋は創業文化元年1804年)
竹田周辺では、三笠野を作るおばあさんがいっぱいいる。
最初は、但馬の国(兵庫)から、岡藩の中川公に召されて御用菓子司となり、明治以降、庶民にも売り出された。商売の名声は一夜にしてならず。長い歴史の中で受け継いできた技と味。そして、地域に愛され、育み、共に歩んできた文化。
それが、一瞬にして崩れ去る。
商いは信用。金もうけ至上主義に陥ると、すべてを失うということだ。

トリニータにも良く考えて欲しいことだ。地域に愛されること。信用。そして、何よりも継続は力だ。継続するということはそれだけ難しいということだ。

但馬屋の三笠野はおいしいよ。
ありがたいことだ、と思う。
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by worsyu | 2007-10-12 11:59 | 時事ネタ | Comments(0)
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