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天然物の価値

ナンシー関女氏をご存知の方はどのくらいいるだろうか?
青森県出身。本名:関直美。(1962年7月7日-2002年6月12日)
消しゴム版画家として、知る人ぞ知る。芸能界を斬ったコラムが面白い。今、読んでも笑える。
彼女は、氷川きよしをまれにみる「バカ」だと評している。あの屈託のない笑顔は何も考えていない、「河合奈保子」以来だと語っていた。

現在、というか、ずっと、だが、天然ボケキャラをいじって楽しむ、という風潮が流行っている。これは、閉じられた組織(芸能界)の中で、スピードや慣例についてこないキャラに対して、ツッコミを入れるパターンが、現代の都市社会の中で共感を生むからだろう。
しかし、TV界に自然などというものは存在しない。すべて作られたもの。虚構の世界であること。すでに、多くの人は、ボケキャラに対して不信感を抱いている。
「あれは、演技なのではないか?」
「放送作家が作った台本を読んでいるだけ」
「ツッコミがあることを前提としたボケは不快だ」
など。
そんな中でも、上手く演じるキャラが出てくるもので、その代表が氷川きよしだったわけだ。そして、今、旬なのが、「スザンヌ」だろう。
彼女のエピソードと語り口が面白い。極めて天然に近いものを感じる。今度こそ、天然ものを見つけた!と。テレビ界において、天然物を見つけ出すことは、金鉱脈を見つけることに等しい意味があるのだ。結局、テレビは突っ込みバラエティーだから。

これは、福岡、熊本、宮崎など、大分の周辺国の田舎口調(九州弁)のイントネーションで語られると、どこか、真実味があるように聞こえるから不思議なのだ。そして、どこかおかしくて。素朴で。
東国原宮崎県知事、カンニング竹山、薬害肝炎訴訟の女性にも同じことが言える。金八先生-武田鉄也氏にも言えるだろうか。福岡に行くと、綺麗な若い女性がいっぱいいる。決まっている。しかし、博多弁なのだ。九州弁なのだ。まじめになればなるほど、どこか面白く聞こえてしまう。本当のところ、この人、まじめなの?って。天然なの?って。

ところで、浦和サポを見ていると、上手くマスゴミをダマして利用しているなあ、と関心させられる反面、嘘っぽいというか、ほとんど嘘で塗り固められたイメージ戦略を感じる。感覚としては、小倉ゆうこりんみたいな。埼玉県という実態とイメージのギャップをうまく利用している。テーマはアンチ都会なのだ。だから、敵はFマリノスであり、FC東京であり、V東京なのだ。
もちろん、彼らは都会中の都会のチームである。陸の孤島的な位置にあるとはいえ、まぎれもない都会だ。何度も、J2から這い上がったことを持ち出したり、お荷物チームであった過去を引っ張り出してくるが、それは、彼らがダサい存在であることを自己確認するためのおまじないなのだ。
彼らは、日本一になり、そして、アジアナンバーワンにもなった。さすがに、ミラン(イタリア)には負けたが、すでに敵はいなくなったといえる。
敵がいなくなれば、後は、自己賛美するしかそのエネルギーの使い道はない。クラブもそのことを知ってか知らずか、Jリーグ各チームから人気選手を集めようとしている。
「こんなに浦和サポはすばらしいんだよ」
「世界一の浦和サポ」

マスゴミはいつか、浦和サポに対して反旗を揚げるだろう。
小倉ゆうこが「コリン星からやってきました」と言っていつまでも笑っていられるほど、我々は退屈じゃないし、馬鹿でもない。
彼らの都会的洗練化が始まれば、形だけが残り、中身がなくなることだろう。
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by worsyu | 2007-12-26 13:47 | ひまネタ | Comments(2)
Commented by 神奈川県在住浦和サポーター at 2007-12-27 00:01 x
浦和サポーターは「世界一のサポーター」でありたいなんて微塵も思ってないですよ。そんなものは犬にでも食わせます。
サポーターはどんなにさげすまれてもいいです。
それでも、「"世界一のクラブ"のサポーター」になりたい思っているだけです。
Commented by れお at 2007-12-27 01:05 x
浦和サポさんのブログを見てると「梅崎君、前からイイと思ってた!若手の層に不安があったからフロントGJ!」といった、最近のレッズの下部組織を含めた若手育成能力の無さを見てみぬふりをする発言が多いかな・・・。 
 大分には浦和にない、そしてお金では買えない育成能力という財産がありますよ。
 しばらくはつらい時期が続くでしょうがいいお年を。(早っ)
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