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韓国のリーダー

韓国の新大統領、李明博(イミョンバク)氏が来日した。たまたま、NEWS23で少し見た。
感想は、話せる人。会社経営から政界へ転身したわけだが、「国家の運営も会社と同じだ」という見解は見事。

国家も効率化されたシステムで運営されるべき。そのための障壁は取り除くべき。外資であろうが、外人であろうが、優れたものであれば積極的に導入する。
どこかの国がやっている、ただやみくもに税金を徴収して干上がった赤字財政にお湿らせをしても仕方が無い。システムそのものが間違っているんだから。国民感情も含めて内向きに内向きに向かっているのは情けない。もう負け組根性になっている。勝組になりたいのなら、システムを変更するしかない。効率化は日本人の得意分野のはず。

未来志向という言葉には日本の政治家が使う政治的な思惑というのではなく、経済人としての現実主義的な具体的なビジョンが見える。どんな批判に対しても誠実に向き合うし、負けない。理論的に説明して正当性を示す。それがリーダーだ。どこかの人のように感情的になって泣き出したりしない。
政治をもっとクールにやって欲しい。これは、政治家全般に言えることだ。そして、日本人全般にも言える。マスゴミを利用して国民感情を煽り、国民も感情に振り回されて進路を誤ることは避けてもらいたい。

言葉は時に空しさを覚える。言葉を戦わせてもお互いに理解しあえるということには繋がらない。それは、言葉に頼るということは、理解されないということを大前提に成り立っているからだ。
愛する2人に言葉はいらない。また、逆に、いくらきれいな言葉を継ぎ足しても愛してもらえない。離れていく想いを繋ぎとめる言葉を見出すことは難しい。
では、感情は信じるに足るのか?否である。
未来、実績。これこそが、信じるに足る方向性なのだ。
by worsyu | 2008-04-23 12:21 | 時事ネタ
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