かわいそう

イラクで拉致され殺された青年-直方の香田さんのことは、私は、できれば覚えていようと思う。それが、彼の供養になると思うからだ。
右寄りの風潮からか、乱暴な責任論(-自業自得)がまかり通っているが、それは、ちょっと違うと思う。
死者に鞭打つとかいう話ではない。青年にありがちな冒険心から出た無謀さであり、誰しもが陥る可能性のある出来事のひとつなのだ。たとえ話で言えば、台風が来て心躍らせてサーフィンに行くようなもの。必要以上に彼を非難する必要はない。
今回、右寄りの人たちが叫んでいるのは、国家の政策に利用されようとしたこと、彼らの信じる道が汚されたと感じたから非難しているのであって、それは、ちょっと非人間的だと思うよ。このことに気づいている人が意外に少ない。
韓国のコラムでは、遺族の「迷惑をかけました」という発言を取り上げて、日本共同体の恥の文化の異様さを指摘していたが、それも昔の三文文化人的で安っぽい。確かにムラ社会の感覚があるのはその通りだが。
こういう時は、心に正直に、感じたままでいいと思う。女性はそういう意味では偉大だね。
「かわいそうだ」
これでいいではないか。
左寄りの方々が、国家に抹殺された、などと言うようなことも間違いだと思う。政府の対応は間違いではなかった。できれば、今後の対イラク政策も考えて、イラク国民に対して日本の想いを訴えるような配慮があってもよかったのではとは思うが。
政府は死んだからおしまいではない。この後のフォローが大切。イラク国民から支持されるように宣伝しなくてはだめだ。
こういう事件があったということを覚えていてあげよう。それだけでいいではないか。
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by worsyu | 2004-11-06 11:20 | 時事ネタ | Comments(0)
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