土田晃之といえば、浦和レッズを応援している芸能人として有名であるが、彼は、大宮市で育っている。(最近は、サッカー熱が冷めたせいか、あまり、サッカーネタはやらなくなったようだが。)
大宮市には、他にも芸能人や有名人が結構いる。大宮は昔から宿場町として有名で、東北新幹線が通ってからは、さいたま新都心構想の中、大宮ソニックシティーが整備され、駅前はまるで未来都市のようになり、県下最大都市として活況を呈していた。 しかし、2001年に浦和、与野市と合併してさいたま市となったことで、大宮市という名称は、この世から消えてしまった。 消えたのは名称だけではない。もともと、浦和市は、県庁と埼玉大学があるだけの政治文京都市で、交通の便も悪く、商業施設もない、つまらない町でしかなかった。陸の孤島状態。 ところが、合併したことにより、これまで大宮市にあてがわれていた予算は削られ、公共機関を中心に金と権限のすべてが浦和中心になってしまったらしい。大宮市は埼玉県内でも地方交付税を受けていない。不交付団体であったのは戸田市と大宮市だけだった。(戸田は競艇があったから・・・) このように、かわいそうな大宮なのである。だから、浦和に対して敵愾心を持っている人も多く、さいたまダービーとして盛り上がるのもわかる気がする。間に与野があるので複雑なのだが。まあ、与野にはスーパーアリーナしかないのだが・・・それも大宮駅のすぐ裏なのだが・・・ 土田が勝ち馬に乗る形で浦和レッズサポを名乗っていたのは、戦略的意味合いしかなかったのだろうが。ファッションとしてのレッズサポというブランドはすでに凋落し始めている。(土田は賢明だから、最近サッカーネタをやらなくなった。) 大宮アルディージャがさいたまダービーの時だけしか盛り上がらないようでは、この先、Jリーグで埼玉県を代表するサッカークラブとして続いていくことは難しいだろう。 しかしながら、私は、彼らにこそ、リアルさいたまとして、地域に根ざしたクラブに成長していくことを願ってやまない。 大宮が、もし、優勝争いをし始めたとしたら、その時は、土田は大宮を応援するのだろう(大宮も大好きと言っているし)。彼の中では大宮も浦和も同じ軸の上に立つ。知事と同じスタンスだ。 でも、「やっぱり、大宮の方が今となっては好きかなあ」なんてカミングアウトっぽくやるのも見てみたい気もする。 その方が好感度は上がると思うけどね。
by worsyu
| 2008-06-06 14:56
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