恐怖を想像してみる

今から2年前、鹿島スタジアムである騒ぎが起きた。「鹿島騒動」(勝手に名づけている)である。
以下、2年前にメールで何が起きたかを教えてくれた関東サポのレポからの内容を紹介したい。

試合の方は、1-0で大分の勝利。ルーキー梅崎司の劇的ゴールでの快勝。

試合後、喜びを表すためにコールをしていたところ、警備員が来て、言葉で注意しただけでなく、マイクを抑えての実力制止をされた。突然の威圧的な行為に驚いたコールリーダーと当然、ちょっとしたもみ合いになり、コールリーダーが押し倒される形に。幸い、頭を打つこともなく、外傷もなかったが、他のスタジアムでは考えられない警備員の対応に大分サポは憤慨し抗議した。すると、スタンド出口の方から騒いでいる男の声が聞こえてきた。
「うちの警備員を怪我させた奴を出せ!」とわめき散らしている。この男は酔っ払っているようだが・・・・どうやら、騒ぎを聞きつけたゴール裏のサポたちが集結し始めたようだ。携帯を使って号令でも出たのかも知れない。速い。

警備員から「早く出てください」という要請があり、早々にダンマクを撤収していたら、ピンク色のスタジャンを着た10数人がフェンスの隙間をこじ開けて次々とアウエイスタンド裏になだれ込んで来た。その数はどんどん増えていき、恐怖を感じた。早く出ないととんでもないことになる。
バスへ向かう途中、鹿島サポから、「警備員を殴った奴を出せ!」「やり逃げかよ!」「頭を出せ頭を」という怒声を浴びせかけられる。殺気に満ちた異様な雰囲気。
鹿島サポは警備員ともみ合いになりながら、静止されている。「追いかけさせろ」と叫んでいる。
大分サポは幸い、早々にスタジアムを脱出し、バスまで全員たどり着くことに成功。警備員はスタンド入口の鉄のフェンスを閉鎖。
途中、大分サポの女性が蹴られたか何かされたようで、「痛い」という叫び声を上げていた。
出発前、鹿島警察署の警察官が事情聴取に来て、被害届を出すかどうかの確認。出す意思のないことを確認して帰っていった。

このレポに関しては、注意書きがあって、そういう目に会っていながらも、「大分に鹿島サポや他サポが来た時は、逆に、親切に暖かく迎えてあげて欲しい」と書かれていた。「もし、このレポを見て過剰に反応されることが一番怖い」と。

あれから2年が経過した。みなさんは、当時、その場所にいた人たちとともに、恐怖を少しでも感じることができただろうか。結果的にけが人を出すことなく、無事に脱出できたわけだが、何かの間違いがあれば(たとえば警備員の不手際でスタンドに残されていたらどうなっていただろうか?)、何人かが精神的な苦痛(PSD)を引きずることになったであろうし、表沙汰にならなくても、もしかしたら怪我をしていたかも知れない。

浦和で起きた騒動は、規模が違う。数倍も強烈な恐怖が威圧としてGサポに加わったと思われる。恐怖のあまり泣き出す人が出てもおかしくない。自律神経がおかしくなった人がいるかもしれない。Gサポは尻尾切と思ってあまり語らないし、その場にいた人たちに対するケアもしようとしない。見殺し状態。時期を見ているのかもしれないが、絶対に、レポをお願いしたい。

われわれは、想像することで、何が起きていたかを類推することがある程度できる。誰も語らなくとも恐怖がどこにあって、誰が作り出して、誰に対して行われたかを知っている。

文化の違いだけで済まされる問題ではないが、北の住人は塩分の取り過ぎだか何だか知らないが概ね短気で過激である。
ヤクザと子供は仲がいいとも言える。しかし対等には遊べない。でも、大人はヤクザと子供の接し方を変えることで距離を置いて付き合うこともできる。

さいたまスタジアムに婦女子は当分の間行かない方が良いだろう。というよりも、しばらく、赤菱の試合には近づきたくない。
観戦ボイコットしたい。

怖いお兄ちゃんたちを排除してくれれば行ってもいいけど。
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by worsyu | 2008-06-24 18:37 | サッカー | Comments(0)
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