暴走する古館と右翼の石原

報道ステーションという番組を久しぶりに見た。わが家は、おかげ様でというか、何と言うか。貧乏人のくせに多チャンネル視聴なので最近、見ることは少なくなった。
たまたま、昨日の石原都知事との対談というか、古館の「かき混ぜ攻撃」により-これは田原総一郎並の暴走-熊さん八っつぁん話を見ることになった。所詮、古館の上っ面の言葉遊びは、石原氏の理論の前では駄々をこねる幼児のようだった。勉強不足というよりは、節度がない。例えば、大分県知事に対し、「○○さん」とは呼ばない。マスコミの権力に乗ったタメ口は、不快だった。これが筑紫氏だと文化人としての対等の立場として聞いていられるのだろうが。
聞き手に徹すれば石原氏の調子に乗った暴走発言ももう少し聞けただろうに。彼も所詮小説家という職業病があるから、感情的になり誇張した表現をしてしまう。彼の言には一面の真実がある。だから聞いていて面白い。しかし、世間ずれしているから結論に持っていく乱暴さが彼の問題点で興味深い。
古館は見苦しかった。見ていて不快だった。これが限界なのか。
石原氏の民族主義的発言は聞いていてある意味心地よい。そこには、誰彼に気を使うことの無い、優越感に満ちたエリート意識とでもいうべきものがある。
彼にとっては、天皇も利用する存在でしかない(人間としての天皇に興味はないのだ-多くの右の方々同様に)。彼の美意識の前を煙らせるもろもろのものはすべて邪魔者であり、彼が権力を持っている限りにおいては排除されるものであろう。
今回、彼の天皇に対する発言の中に彼の異常な美意識とエリート意識、独裁者としての資質が見られたことが、唯一評価できることだろうか。
多くの方々は、古館氏の暴走に不快を感じたことだろう。私もそうだ。しかし、それと同時に石原氏のこの冷徹な発言に驚いた。そこに真の右翼の姿を見た。エセではない。
結果、この古館の暴走も天皇に関する発言を引き出したという点でおもしろいものとなった。

TBSのニュース23の筑紫氏だったら、節度があるし、見ていて気持ちいいものになるだろう。真正面から理論の掛け合いで玄人としては面白いが、庶民にとってみたら、つまらなく感じるだろうね。人間石原というものが見えないから。
まあ、彼がいなかったらTBSなんて凋落していただろうね。ビル建てるどころじゃない。筑紫様様だろう。
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by worsyu | 2004-11-09 17:57 | 時事ネタ | Comments(0)
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