浮かれてなんかいない

2005年のJリーグは、大混戦で優勝決定が最終戦までもつれ込んだ。今年と同じような状況であったとも言える。
20節を終えた時点で1位:鹿島(勝ち点:42・得失点:18)、2位:G大阪(勝ち点:38・得失点:17)、3位:広島(勝ち点:34・得失点:13)、4位:浦和(勝ち点:33・得失点:12)、5位:ジュビロ磐田(勝ち点:31・得失点9)となっている。
これが、30節を終えた時点になると、1位:G大阪(57・25)、2位:鹿島(54・20)、3位:C大阪(53・6)、4位:浦和(50・21)、5位:J千葉(50・12)となる。この間、1位のG大阪と5位までの点差は、11点差から7点差に縮まっている。広島が失速し、C大阪が上がってきた。
そして、34節を終えての最終順位は、1位:G大阪(60・24)、2位:浦和(59・28)、3位:鹿島(59・22)、4位:J千葉(59・14)、5位:C大阪(59・8)となる。1位-5位の点差はわずか1点。非常にエキサイティングな終盤の優勝争いとなったわけだ。
ちなみに、この年の降格チームは、18位:神戸(21・-37)、17位:東京Ⅴ(30・-33)、16位:柏(35・-15)である。

降格ラインは、今年はもっと厳しいと思うので、15位の安全圏は40点あたりまであがるのではないか?(降格ラインが上がるということは、優勝ラインが下がるということで、そういう意味でも鹿島の得失点差の確保は賢明である。)

逆に、優勝ラインは、60点以下になる可能性もある。21節を終えた現在、得失点差から見るチーム力で比較すると、鹿島、浦和が抜けている。勝ち点は近いが大分の7点と比べると、倍以上の点差がある。この差は大きい。2005年の20節の時点で3位、5位につけていた広島、ジュビロは、30節を終えた時点で優勝争いから脱落してしまう。逆に、粘り強く勝ち点を拾っていったJ千葉、C大阪が争いに加わる。最終的には、得失点の差で2位~5位の順位が決まったわけだが、5位のC大阪まで優勝の可能性は残っていたわけである。
今年が2005年と同じような動きにはならないと思うが、得失点差、とりわけ、得点力を上げることが最後になって抜け出す力になる。大分には故障者として高松、家長が潜在能力として残っているから、まだ、得失点差を稼ぐ可能性が残っている。チーム力をつけて、早く、10点台に載せてほしい。優勝の言葉が使えるのはそれからにしたい。
最終的に、勝ち点で上回ればいいわけだが、同点で競り合った場合、得失点差が重要になってくる。いまだかつて、得失点差が10点台で優勝したチームはいない。C大阪が優勝戦線に顔を出した例があるくらいで、実際、翌年、C大阪はJ2に降格してしまっている。(千葉は今季降格争いをしている。)

われわれは、今、入り口に立っている。ここから更に上に行くか、それとも引き返すか。2005年、広島は3位から最終的には7位で終わっている。勝ち点は50。13勝10敗11分。得点50-失点42=+8。今のままだと、C大阪か広島かどちらかになるだろう。しかし、それではだめなのだ。

今の位置と実力との乖離に多少の危機感がある。この溝を埋めるべく、結果を残していってほしい。冷静に、そして着実に。ここからは、本当に大事に戦っていくことが求められるよ。勝者のメンタリティーが求められる。勝つべくして勝て、ということだ。
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by worsyu | 2008-08-20 14:01 | サッカー | Comments(0)
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