梨園の果てに

大分県の県教委の汚職事件で、不正採用された教員21人が採用取り消しとなった。

まず、今回の一連の摘発で、大分県警は見事だった。と、そちらの方を評価するのが最初だろう。公務員は法律で保護されているからどこまで追求できるかわからないから、できるだけ実態を公表してほしい。
県教委は、結局は身内なので、どこらで手打ちにしたらいいかを探っている状態。盗人の元締めが盗人をしかっているんだから笑って見ているしかない。先生たちはダンマリを決め込んでいるようだが・・・嵐が過ぎ去るのを待っているのか・・・
とりあえず、これから数年間は、フェアーな試験による選別がなされ、比率として、今までよりは秀逸な先生たちが採用されることになるだろう。これは大分県、特に子供たちにとっては良いことだ。
しかし、半分以上の先生たちは、コネやワイロで採用されていることが明らかになった以上、身の潔白を晴らすことは無理。灰色先生としてみんなで罪を背負って行くしかない。どんなにすばらしい先生であったにせよ、組織として灰色に染まってでも維持しようとするのだから、同等の扱いをされても甘んじて受け入れるしかないだろう
今の世の中、先生といっても尊敬されることはまずない。今や父母の方が学歴も常識もモラルも高いことが多くなっている。実際、彼らが狭い世界で安穏と暮らしていることを腹立たしく思っている人は多い。彼らは政府の学校改革(成果主義)を学校内に勝ち組と負け組みを作ってしまう、と非難しているが、それでは、あなたたちは「勝ち組」ではないのか?と言いたい。「負け組み」の気持ちも知らないくせによく言えるものだ。
彼らの生涯給与は2億5千万円~3億円といわれている。これは、大分県では紛れもなく「勝ち組」だ。この地位を勝ち取るために狭き門を皆必死になって戦っている。大分県で勝ち組になろうとしたら、先生か公務員しかないのだ。この現状は日本の地方ではよく見られる光景だろう。だから、彼らに権力と金を与えるのをやめろと前から言っているのだ。
今回の措置で、約30分の1の浄化ができたと言える。(30年掛けてようやく不正採用の先生が一掃されるというわけだ。長い!!)最初の一歩という気持ちでやってほしい。今後、フェアーな採用試験の実施を続けることで、この浄化率が進むことを願う。彼らは人事院勧告によって県民から吸い上げられた税金を支給されているわけで、不祥事があったからといって勝手に下げることもできない。恥ずかしながら貰い続けるわけで、少しは恥を知って欲しい。われわれにできることは、せめて、地域における発言権を奪うことしかないだろう。そして、30年間、決して忘れないことだ。そうすれば、日本一すばらしい教師を揃えた県になるかもしれない。先生を育てるのも我々の責任なのだ。
親は、子供にしっかりと説明して欲しい。起きたことをきっちりと教え込ませる。そして、30年間、忘れないように、厳しく先生を育て上げる義務があることを教えるのだ。それが、県民の決意であることを教える必要がある。
ピンチがチャンス!トリサポはそう思っているのではないか?
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by worsyu | 2008-08-30 12:30 | 時事ネタ | Comments(0)
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