リセッション前夜

小泉元首相が政界を引退するそうで、後継者は次男だそうで。曽祖父から数えると4代目となるわけだが。曽祖父も祖父もそれほどの政治家とは言えず。小泉氏は総理を辞めてからも院政を引かず、今回の隠居ともとれる政治からの引退は、彼の美学というよりも、小泉家の家訓、ではないが、継承させるための小泉家のルールみたいなもの?という考えもできるだろうか。当然のことながら、TVバラエティに出ることもないだろうし。吉田茂みたいな境地を目指しているのかもしれない。

ところで、アメリカ経済(-ひいては世界経済)は混乱を極めている。ブラックサンデー以後、世界はアメリカのギャンブル経済の破綻とそのツケを負わせられることを覚悟しただろう。
住宅バブルであったことは承知の上で、いつかこういうことが起きることも承知の上で当事者たちはやっていただろう。うまく切り抜けられればアメリカンドリーム=成功者となれる。でも、それは詐欺なんだけどね。
サブプライムローン問題を例えるならば、事故米や外米が紛れ込んだ状態と考えればよい。不良債権化した証券を正規の証券と混ぜて、売っているようなもの。そんな米は食えないわな。でも、その米がどこに紛れ込んでいるかがわからない。もしかしたら、毎日食べているこのごはんにも入っているかも。そうなったら、もう食えないよね。でも食わなきゃ死んじゃうしね。
政府か、他の誰かが、この米を買い上げてくれれば、とにかく、混乱は収まる。しかし、ごはんを食べないと生活できない。つまり、経済が収縮してしまう。だから、「この米は大丈夫ですよ」という信頼を得た米を流さないといけないのだ。(「パンを食べればいいじゃん」というギャグはこの際なしよ)
ところが、アメリカ政府はこの不良米をなかなか買おうとしない。
「事故米を混ぜた奴が悪いんだから、そいつらに責任がある。政府は必要以上に関与する必要はない。」という考えのようだ。
日本がバブル崩壊後、10年を経てようやく建て直した、といっても、企業の力で持ち直したわけではなく、国家財政の膨大な支出(カンフル剤投与)のおかげで息をつないでいるということは、皆さんご存知の通り。
ただ、死ぬよりは良い。世界恐慌を引き起こしかねなかった事態を救ったのだから、日本に学ぶ点は多いとは思うが。

話を日本の政治に戻すと、麻生さんにしても小沢さんにしても、政策としては、バラマキであり、どうバラマクかの違いだけ。しかも、その考えは間違っていない。世界は、今、信用収縮を一番恐れているのであって、財政支出を躊躇している場合じゃないからだ・・・
どちらを選ぶか?それは、どちらが企業活動を活発化させることができるかに掛かっている。ところが、企業にしろ、家庭にしろ、みんな貯金をして支出に廻らないから困っているのだ・・・
日本のGDPは早晩低下傾向へ向かうだろう。
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by worsyu | 2008-09-26 10:59 | 時事ネタ | Comments(0)
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