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ジャイアントキリング8

ジャイアントキリングなるものを最近読んだ。
サッカーの監督を主人公にしたところがこの漫画のポイントだろうか。
Jリーグを舞台にしながらも、各クラブは架空の設定。
東京の下町という設定は、都会の中の田舎という架空の共同体を作り出す心理作戦で、これは、「寅さん」と同じ効果を狙っている多くの作品といっしょ。そんなものはありえないのだけど。地方クラブにした方が現実的なのだが、それじゃあ売れないからね。
7巻から始まった「大阪ガンナーズ」との戦いで面白くなった。シーズン開始から負けなしで首位独走の大阪との対戦で、この漫画の山場を迎えた。この一戦を3巻分まで延ばしたことがこの漫画の成功につながったと思う。この戦いの後、何か面白いことがあるのだろうか?我々としては、本家の大分との戦いがどう描かれるかが楽しみではあるが、一般の読者にとっては、あまり興味ないだろう。

ケンミンショーで紹介されていた大阪は、我々瀬戸内文化圏の人間にとってみると、どこかシンパシーを感じることが多い。しかし、反面、なぜ、あんなに他所に対して横柄なのかがわからない。中華思想ならぬ、ナニワ思想がある。
鰻の蒲焼をすしに載せていることに対して、「そんなん当たり前やろう」と言ってのける。果ては「そんなバカなこと聞くなや」みたいに卑下した笑いをする。これは、驚きである。リアクションが大げさすぎる。大阪人のみんな。
まあ、マスコミもわざとそういう目で描いているし、そのほうが面白いという関東人の目線が幅を利かせているというのもあるか・・・
そういう意味では、ジャイアントキリングの大阪の描き方はコテコテにすることでキャラを建てている。実際は大阪だろうがどこだろうが地元出身の選手だけではないのだけどね。この辺りはやはり漫画の限界か。大阪を敵視することで喜ぶ人が多いということ。もちろん、強者として描くことで大阪人の不満は解消される、という計算もしているわけで・・・
(ならば、地方の描き方はどうするんでしょうね・・・・・上げる部分と下げる部分の無いところは無視するしかないわけで、実際、新潟は無視されたね・・・)

一般に、大阪人が嫌われるのは、この横柄さだろう。そして、リアクションの大きさ。KY。つまり、田舎者のくせに粋がっている。横柄。謙虚さがない。まるで親の言うことを聞かない子供(ガキ)のようだ。

この漫画の魅力に監督が発する言葉というのがある。共感できる部分も多い。
しかしながら、わがシャムスカ監督がオメガプロジェクトとのインタビューで語っていることの方が真実であるし、示唆に富んでいる。

「われわれには高い年棒の選手はいないが質の高い選手がそろっている・・・この質を高めていくことが大切。それこそが監督の仕事である。」

大分で上司にしたい人№1はシャムスカ監督であろう。
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by worsyu | 2008-12-05 11:21 | ひまネタ | Comments(0)
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