「ほっ」と。キャンペーン

<   2012年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

久留島武彦と玖珠町

時々、玖珠町を通る時に思うのだが・・・なぜ、あんなにがらくたのような人形の張りぼてばかり立ち並んでいるのか?と思う人も多いだろうなあ・・・と。

おそらく、「童話の里」ということでまちづくりをかつてしたのだろう。今もその流れは続いているのかもしれない。
しかし、まあ、あの仮面ライダーだとか、ちびまるこちゃんとか、まるで中国のパクリ人形のように立ち並んでいる様は、はっきりいって悪趣味である。おしゃれじゃない。子供もだまされないくらい情けないモニュメントと化している。
玖珠町といえば、日本のアンデルセンと呼ばれた久留島武彦(くるしまたけひこ)の出身地である。だから、なのだろうが、ちょっとねえ。

そもそもなぜ、久留島が日本のアンデルセンと呼ばれたのかを考えてみると良い。
1924年。戦前の話である。当時50歳の久留島はすでに童話の口演活動をしたりボーイスカウト運動の草分けの代表となっていた。デンマークを訪れた際、あのアンデルセンの生家があまりにも物置小屋同然に扱われていたり、アンデルセンの墓が荒れ放題であったことに驚いた。そこで、デンマークの行く先々でアンデルセンの復権を訴えた。
当時のデンマークの人々は驚いただろう。東洋から来たメガネを掛けた猿のような男が、文化的な言葉を発し、しかも、もう忘れ去られていたアンデルセンのことを熱く語るのだ。
「たかが、童話作家にそこまで熱心に語るこの男は何者なのだ?」
「しかし、確かに私たちはアンデルセンのことは忘れていたと言われてもしょうがない。彼の作り出した童話は遠く東洋の見知らぬ国にまでその名声が及んでいるらしい。もっと大切にしなければならない」と思ったことだろう。

その後、アンデルセンは、世界中の子供たちに知られることとなり、彼の作品は改めて日の目を見ることとなった。デンマークと言えば人形姫のアンデルセンである。日本では当たり前のこと。今や世界中でも常識になった。
それをそうさせたのは誰あろう久留島武彦なのだ。
彼が居なかったら、もしかしたら、DVDで人魚姫を見ることは無かったかもしれない。アンデルセンの童話は創作童話である。日本以外では意外にも広まっていない。森鴎外が訳したから日本では他にもみにくいアヒルの子やマッチ売りの少女などでなじみがある。
創作童話が日本で広まり、現在のアニメ文化につながったことを見ても、久留島の存在は大きい。

話を戻すと、玖珠町はなぜ、この「アンデルセン」に縁(ゆかり)があることを強調しないのだろうか?なぜ、アンデルセンに関連したものを出してくれないのだろうか?
「日本のアンデルセン」と呼ばれデンマークから深く感謝されている久留島。
私たちは玖珠町でその欠片を見つけたいと思う。アンデルセンにつながるものをそこに見たいと思うのだが・・・・・

玖珠町に「人魚姫」や「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」のブロンズ像があってもいいと思う。いや、あるべきだと思う。
今や自衛隊の城下町と化している。それだけの町となってしまっている。
[PR]
by worsyu | 2012-02-22 11:54 | 地域ネタ | Comments(0)

SAVING ALL MY LOVE FOR YOU

ホイットニー・ヒューストンが死んだ。まだ48歳という。
日本では「ボディーガード」の映画と主題歌であるエンダ~♪で始まる「I Will Always Love You」が結婚式の入場曲として90年代半ばに掛けて流れ、一般の人々も知ることとなった。実際、思い入れのある曲となった人も多いだろう。
個人的にはデビューアルバムが一番好きだ。エンダ~はあまり好きではない。曲自体に魅力を感じなかったからだろう。
海辺の岩に白いハイレグ水着で立つ姿が印象的なアルバム写真だった。曲調はブラックコンテンポラリー(R&B)で聞いていて気持ちがいい。甘い曲ばかりなのだが、全部が良い。絶対売らせようとした意気込みが感じられる。レベルが高い。デビュー作にしてすでに完成域に達している感がある。彼女にはとにかく気品がある。貫禄がある。媚びていない。マライヤも上手いが可愛さが先に来る。日本人にはこちらの方が受け入れやすいだろう。しかし、格が違うのだ。
わかるかなあ。白人と同等かその上に行っているのがホイットニーなのだよ。だから、下には降りられなかったのだ。何が?って、その・・・あれだよ。

モデル上がり、しかも芸能一家。歌唱力は絶品。全てを持ってデビューした。

彼女は黒人の歌手である。混じりけの無い。未だにアメリカではこの純血の黒人に対する偏見はあって、それを認めない人は多い。しかし、公ではそれは言えないのだ。
弔辞でケビン・コスナーは黒人と白人のことに触れ、彼はホイットニーに黒人であることを美しいと言った。この言葉で場内に感動の渦が起きた。葬儀で拍手、そしてスタンディング。日本での語りかけとはわけが違う。日本の芸能人の葬儀においても参考になる場面だった。

彼女の苦悩の中で、黒人であることの意義と悩みは深かっただろう。個人の美的感覚はどうしようもない。しかし、彼女は確かにアメリカの歴史の中で黒人であるがゆえの美を考えさせられた人だった。きれいといえばきれいだし、好きではない人にとっては好きではないだろう。それを超えるものとして歌があったわけで、スーパーボウルの国家独唱は素晴らしかった。

一人の天才黒人女性シンガーの死である。しかし、ケビン・コスナーの弔辞によって黒人と白人との新たな歴史の1ページとなった。たまたまなのだ。でも、これがアメリカの素晴らしいところ。

私の中では「SAVING ALL MY LOVE FOR YOU」がベスト。この曲を聴くとホイットニーを思い出す。
[PR]
by worsyu | 2012-02-20 11:57 | 芸能ネタ | Comments(0)

運命の人

「運命の人」を観ている。最初、あまり期待していなかった。TBSはもう終わったのか、と思えていたから。しかし、山崎豊子作品だし、TBSがどこまでやれるのか見てみたかった。

この作品は、山崎豊子の最新作だ。彼女の作品で一番衝撃的だったのが「不毛地帯」だろう。そこまで描くか、と思えるくらい政治の内幕を暴露し、この国の真実を見る思いがしたのを覚えている。そして、同時に、これだけのことを描ける山崎豊子はすごいし、それを作りだしたのはまぎれもなき日本である。民主主義の国だなあと思った。
「運命の人」は沖縄返還交渉のさなかに起きた出来事である。西山太吉氏という毎日新聞の政治記者を中心に起きた外務省機密漏洩事件を扱っている。時の政府は政治的なスキャンダルを芸能スキャンダルに転換することで時間稼ぎをし、結果として国家の品格を下げたことに至る。(同様に田中首相が日中交渉であやふやな決着をしたことが、現在の日中問題につながることになるのだが・・・)
対米従属という路線の継承を一段と強める引き金となった事件だ。
沖縄返還という祭りの裏側で裏交渉をしていたわけで、しかも、その事実をつい最近まで認めなかったのだから驚きだ。
アメリカの公文書で公開されているのに、日本側の関係者は事実無根だと言い、その時々の政府も存在を否認してきた。
しかし、ついに最近になって岡田前外相がこの事実を認め、政府が西山氏に謝罪したのだ。40年間闇に葬られてきたジャーナリストに光が差し込んだわけだが、そのきっかけとなったのがこの小説である。
時代を変える小説などあるわけもない。たかが絵空事の小説が多い中、山崎豊子の小説は、巨大な権力と対峙して一歩もひるまず、その問題にするどくメスを入れる。
膨大な資料をかき集め、年月をかけて事実関係を調べ上げる。そして、そこからドラマ仕立てにすることで劇的展開を起こす。
山崎豊子の中での主人公の多くは苦しみに満ちている。社会的使命を背負うことの苦渋と個人の幸せを願う気持ちとの葛藤に悩む。それは個人VS会社、家族VS国家との戦いでもある。
今回、山崎たっての希望で、主人公は本木指名だったようである。よく演じていると思う。本木の良いところは演技があまり臭くないところだろうか。そこに物足りなさもあるのだが、かなり演技も熟成されてきて、周りの役者連中の臭さの中で極めて清らかである。同じことは真木にも言える。この二人の抜擢は成功だろう。この二人の演技に好感が持てることで肉体問題にあまり興味が移らず、マスゴミの愚劣さのほうが目立つようになる。
もちろん、毎日新聞-TBS-山崎豊子という縁あってのことなのかもしれないが、ドラマの焦点-主題がぼやけることを防いでいる。
テーマがはっきりしているから俳優たちをぐいぐい引っ張ってくれる。それから音楽もいい。
今年のTVドラマ界では上半期一番の出来と言っていいだろう。作品としてね。
[PR]
by worsyu | 2012-02-16 12:00 | 芸能ネタ | Comments(0)

運命の人

「運命の人」を観ている。最初、あまり期待していなかった。TBSはもう終わったのか、と思えていたから。しかし、山崎豊子作品だし、TBSがどこまでやれるのか見てみたかった。

この作品は、山崎豊子の最新作だ。彼女の作品で一番衝撃的だったのが「真空地帯」だろう。そこまで描くか、と思えるくらい政治の内幕を暴露し、この国の真実を見る思いがしたのを覚えている。そして、同時に、これだけのことを描ける山崎豊子はすごいし、それを作りだしたのはまぎれもなき日本である。民主主義の国だなあと思った。
「運命の人」は沖縄返還交渉のさなかに起きた出来事である。西山太吉氏という毎日新聞の政治記者を中心に起きた外務省機密漏洩事件時の政府は政治的なスキャンダルを芸能スキャンダルに転換することで時間稼ぎをし、国家の品格を下げたことに至る。
対米従属という路線の継承を一段と強める引き金となった事件だ。
沖縄返還という祭りの裏側で裏交渉をしていたわけで、しかも、その事実をつい最近まで認めなかったのだから驚きだ。
アメリカの公文書で公開されているのに、日本側の関係者は事実無根だと言い、その時々の政府も存在を否認してきた。
しかし、ついに最近になって岡田前外相がこの事実を認め、政府が西山氏に謝罪したのだ。40年間闇に葬られてきたジャーナリストに光が差し込んだわけだが、そのきっかけとなったのがこの小説である。
時代を変える小説などあるわけもない。たかが絵空事の小説が多い中、山崎豊子の小説は、巨大な権力と対峙して一歩もひるまず、その問題にするどくメスを入れる。
膨大な資料をかき集め、年月をかけて事実関係を調べ上げる。そして、そこからドラマ仕立てにすることで劇的展開を起こす。
山崎豊子の中での主人公の多くは苦しみに満ちている。社会的使命を背負うことの苦渋と個人の幸せを願う気持ちとの葛藤に悩む。それは個人VS会社、家族VS国家との戦いでもある。
今回、山崎たっての希望で、主人公は本木指名だったようである。よく演じていると思う。本木の良いところは演技があまり臭くないところだろうか。そこに物足りなさもあるのだが、かなり演技も熟成されてきて、周りの役者連中の臭さの中で極めて清らかである。同じことは真木にも言える。この二人の抜擢は成功だろう。この二人の演技に好感が持てることで肉体問題にあまり興味が移らず、マスゴミの愚劣さのほうが目立つようになる。
もちろん、毎日新聞-TBS-山崎豊子という縁あってのことなのかもしれないが、ドラマの焦点-主題がぼけることを防いでいる。
今年のTVドラマ界では上半期一番の出来と言っていいだろう。
[PR]
by worsyu | 2012-02-16 12:00 | 芸能ネタ | Comments(0)

なさけない4位

バサジィ最終戦。今シーズンを象徴するような負け方で終わった。
なぜ負けちゃうの?っていう負け方。
6対4くらいのポゼッション。球を支配しながらゴール前で廻し、隙を狙う。しかし隙が無い。そこでパワープレイ。でもゴールに結びつかない。そのうちミスを衝かれ無人のゴールに吸い込まれる。
実際、今回の府中戦は引き分けか勝って当然の試合だった。勝手に自滅しただけ。自滅だ。
なんだかマリオもよくわからない。
ゴールポストに3回~4回ほどはじかれた。運が無い?ではない。どこかがちぐはぐなんだ。攻撃に偏りすぎ。ブラジル人に偏りすぎ。これじゃあ勝つわけない。
おまけに大野がうるさい。
そろそろ考え直して欲しい。無理やり扇動して場をしらけさせてもしょうがない。もっと冷静に楽しく見たい。マイクパフォーマンスやりすぎ。いいもの持っているんだけど、やりすぎたら醜いよ。
無理やり盛り上げなくても、勝手に盛り上がっているから。400人程度しか入っていない会場でちょっとかわいそうなくらいの応援状況ならいざ知らず。大分なら700人以上は入るはず。今回もそうだが、却って応援の邪魔をしている。
自然発生の応援を無視したら、盛り上がらないよ。マイクで押さえつけるような応援は辞めてほしい。
実際、大野のマイク応援で負け続けているんだから。
来季は心を入れ替えて、応援とは何かを考え直してきて欲しい。
マイナースポーツだから、と馬鹿にしているのか?と思われてもしょうがないよ。
こんなもんじゃないよ。彼らの実力は。
トーナメントがあればわかるよ。大野がいなけりゃもっといい結果が出たはずだ。ってことがね。
[PR]
by worsyu | 2012-02-13 12:30 | サッカー | Comments(0)

ルーティーン化のすすめ

随分長いことごぶさたしてしまいました。書くタイミングを逃すとなかなか戻れないもので。大した内容でもないのに、それなりに気にして自縄自縛で前に進めなくなってしまった。
いろんなことが思いつき、つぶやきたかったので、そのたまったものを少しずつ出していきたい。
さすがに、バサジィの件やオリンピック代表のシリア戦のことは書く気にならないが・・・・

仕事を大量に抱えている人、勉強の仕方がわからない人もいるかと思う。私はそこにルーティーンという概念を導入すればいいと思っている。
ルーティーンとは、聞き覚えの無い人もいるだろうが、フィギュアスケートとかシンクロナイズドスイミングなどで聞いた人は多いだろう。
ルーティンワーク:基本的な動作。日常的な繰り返し行われる動作、作業。

あまり難しく考える必要は無い。私流に言えば、キーボードのブラインドタッチのようなもの。皆さんはカナ入力ですか?私は昔、かなり昔の話ですが、カナ入力でした。しかし、途中からローマ字入力に変えました。当たり前のことながら、頭の中で考えずに効率よく打つにはローマ字入力の方がいいからです。
何も考えなくても瞬間に指がポジションを追っていく。頭を使う必要は無いのです。みなさんもそうでしょう?

複雑な作業でも分業化して単純労働化にしてしまえば簡単になる。その組み合わせが多いだけだ。そして応用力。
こういうことは皆さんも子供のころにすでにやっているのです。漢字の書き取りです。漢字の辺や冠を一気に書いてその後に中身を書いたりしませんでしたか?その方が効率がいいです。誰に教わることがなくともやっているのです。ルーティン化を。

私は若い時に長編小説をいくつも読みました。今や作者と題名を覚えていてもその中身は全然覚えていないものもあります。しかし、その訓練は私に長文を読む癖を身につかせてくれました。全部を理解する必要は無いのです。一部分でも覚えていれば話の流れは繋がります。難しい言葉や地名、人名を覚えられなくても大丈夫。
専門書にしても一部を理解していれば、そこから繋がっていきます。忘れたら戻ればいいのです。

私は、今、およそ3人分の仕事をしています。しかし、余裕があります。それは作業をルーティン化しているからです。言い換えればデータベース化しているからいちいち覚える必要はないのです。忘れたら調べればいい。即答できる必要などないのです。中には何年も前の仕事を覚えている人がいますが、そういう人たちはかわいそうな人たちだなあとも思います。そんなことに頭を使うよりももっと人生を楽しむことに使うべきなのではないか?って。

作業を単純化して分割し、ルールを決め、後は、その時間割です。これがルーティン化ということなのです。3人分なので、タイミングがそれぞれあります。どれを優先すべきかが大切です。いつまでにこれを終わらせなければならない、としたら、少しずつでも前に進めておく必要があります。仕事を溜めないということも大切です。途中で突発で予期せぬ仕事が入ってくるからです。だから、何が起きても対応できるように余裕を確保しておく必要があります。それから、他人をうまく使うということも大切です。(単純化してルールを決めてしまえば他人にやらせても大丈夫です。チェックすればいいのですから。)自分が関与すべきことかすべきでないことかの見極めも大切です。ここまで関与すれば後は人任せのほうがいいという場合もありますから。
ただ、あまり人を信用しないほうがいいですが。クオリティが落ちますから。

日本の官僚的なシステムはすごいな、と思いますね。免許の更新に行った時もすごいですね。関心します。あれだけの大人数を効率よく短時間で処理するために
作られたシステムです。トップダウンだけではあれは作れません。

お役所もそうですし、中央省庁にしてもそうです。もっと広げれば日本人すべてに言えることです。ルールを決めてそれを守ることでスムーズに物事が進んでいく。なぜ、誰もそのルールを守るのか。それは守るほうが住みやすいからです。
ただ、時代が過ぎ、本質が変わってしまっても相変わらず意味の無いことを効率よくやっていることが多いから役人は駄目なのです。誰かがかき回さないと腐ってしまうのです。

私が言っているのは自分で作ったシステムです。自分がコンピュータに指示して使ってやっていることです。他人が作ったシステムでコンピュータに使われている人とは本末転倒、まるで違う次元の話です。誤解の無いように。
[PR]
by worsyu | 2012-02-09 12:39 | ひまネタ | Comments(0)