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ラーメン一杯の重み

本当にどこまで計算しているのか?それとも直感による対応なのか?

指原女史はよしりんと勝負をしている。そして完膚なきまでに叩きのめした。骨抜きにしてしまった。
よしりんは暖簾をくぐった時点で負けてしまっている。シースルーのブラウスに釘付けになったよしりん。情けない限りだ。

話題がAKBに代わった途端、よしりんと指原の立場が逆転する。まるでAKBオタが相談しているような関係になってしまった。
それに、長浜ラーメンをすすりながら、「うん、うん」とうなずく指原女史。対してよしりんは、ラーメンをすすることもできず、箸でつつくだけ。
結果、指原女史は食べきったし、スープをレンゲで飲み干すという芸当をやってのけた。
屋台のおばさんの「エライネエ」の一言は決定的だった。
いくらよしりんが「俺は博多を代表する文化人」面したって、屋台のラーメン一杯をないがしろにした時点で負けだろう。二度と庶民面して博多の街を歩くことはできないだろう。
少なくとも、ばつが悪くて、今後、屋台には入れないだろう。
たかがラーメン一杯だが、指原女史はそこに勝負を掛けた。すごい。

元々、この企画がどういうものなのかよく知らないのだが、指原女史はバラエティと捉え、観客である我々はもちろん、脇役でもある屋台の主人たちも意識して演じている。よしりんは対談という意味でしか考えていないので、自分の気持ちを吐露するだけで、相談してもらっているようにも見える。偉そうな振りをしているだけ。
文化人気取り風情がこういったバラエティに出ると、ただのボケ役にしかならない。それでも出てくるのは、自分に限界を感じている人たちだ。よしりんは軽い気持ちで出たのかもしれないが、自らがそれを演じ、認めたことになってしまったのだ。

指原女史は「今後もアンチでいてください」という言葉は、残酷な天使のテーゼだっただろう。よしりんはアンチで居続けたら博多男の恥さらしとなるだろう。
福岡はヤクザ気質というか、男の美的感覚みたいな変なところがあって、だからというわけではないが、女、子どもに滅法甘い。男は男らしく女、子どもを守ってやらなければならん、という気風が強いところだ。
よしりんは、負けた以上は猛烈な隠れ指原押しになるしか生きる道はないのだ。
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by worsyu | 2012-10-31 12:24 | 芸能ネタ | Comments(0)

長浜ラーメン屋台対談

小林よしのり氏と指原梨乃の長浜ラーメン屋台対談を見た。
まあ、さっしーに「よしりん」と呼ばれて笑ってしまった時点で一発負けなわけだが。
60歳の社会派エンタ漫画家としては、趣味の部分でのオタク部分であるアイドル追っかけたい願望は人間としてのバランスを取るために必要なんだろうか?
金持ちオジサンの単なる地下ドル押しにしか見えないのだが。

おもしろいのは、小林氏がいつもの理論武装している部分ではなく、解除している分野であるため本音が出てしまうところだ。つまりどうでもいい部分なのだ。
なぜ嫌いなのか?そんなものに理由などあるわけない。生理的に受け付けないというのが本当のアンチ派だろう。だから似非なのだ。
実際に19歳の女の子に接し、高級クラブ以上に気持ちよくさせてくれるのだから、嫌いになるわけない。指原はバラエティで培った仕切り術を駆使してよしりん先生を崩壊させてしまった。指一本触らせずに。

私は以前にも書いたが、この19歳というのが結構なミソで、20歳になると今までに無いバッシングが指原に繰り出されてくるだろう。今は未成年ということで保護されている部分がある。

指原が使った術はディベート術なのだ。相手の弱みに付け入って話題を変えさせる。相手を気持ちよくさせて、自分の主張を受け入れさせる。しかし、相手の気持ちも受け止める。最初から自分を低く評価することで相手に優越感を持たせ、隙を作らせる。そこで何気なく侵食する。相手を動揺させて、自分を認めさせる。自分の主張は認められる必要は無い。自分という人間が認められればいいというスタンスが絶妙。
高級クラブ等で働いている方には勉強になるだろう。

「へたれ」というスタンスは弱者のエゴでもある。しかしながら、このエゴは自らを「へたれ」と定義することで認めてもらうという形を取る。だからエゴではないのだ。
つまり、認めさせるのではなく、認めてもらうという形を取る。形式としての変異でしかない。

おわかりだろうか?指原の「へたれ」が問題なのは、この弱者のエゴの変異であるということなのだ。
指原プライドとは何か?詰まるところ未成年の強さ、わがままであろうか。

昔だったら、とんねるずやたけしなどがアイドルに対してセクハラまがいのことをして笑いを取っていたが、今はそういう笑いはなかなか取れない。加藤ができるといえばできるが、指原は受け入れないだろう。それを受け入れたら価値がなくなってしまうだろう。その辺り、どこまでわかって計算しているのだろうか?太田プロもなかなかバックアップができている。事務所の支えがなければバラエティでは賞味期間が過ぎたらすぐに潰されてしまうだろう。
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by worsyu | 2012-10-30 12:22 | 芸能ネタ | Comments(0)

踏みとどまる

甲府のダビが浦和に狙われているようで。もし移籍すれば甲府はどうなっちゃうんだろうね。これだからブラジル人FW頼みは怖いのだ。
大分は、福岡に対し1―0で勝利し、何とか勝ち点3を得た。
次節山形も勝たなきゃならない。たとえ勝っても最終節までわからないし、プレイオフになったらなったでどうなるかわからない。
現段階では3位~5位が見えてきたといったところか。山形に勝てば、3位~4位。最終の松本に勝てば2位~3位かということになるだろうか?これも相手次第なのだが。
森島の決勝ゴールは難しいシュート。よく合わせて吹かさなかったと思うよ。どこまでコントロールする意識があったかどうかはわからない。おそらく無心で合わせたのだろう。インサイドでゴールのサイドを狙った冷静な判断と見事なコース。速さもよかった。
覚醒か?いやいや。でも普段からしていないとできないプレイ。ロシアリーグの本田のダイレクトは見事だったが、あれは普段からよくやっている。本田のツボプレイ。
しかし、森島は膝近くまで上がった球を抑えてダイレクトで蹴った。なかなかできないよ。咄嗟の判断だろう。あれで決まったのも、それまで相手を押し込んできたからだ。ボクシングのジャブのように相手に少しずつダメージを与えていたから、決まったのだ。森島一人の力で決めたわけではない。でも、コントロールして狙った無意識の意識が森島にあり、その技術が出たからこそ生まれたゴールである。
進歩しているね。前半にあったFKからのチャンスもこのプレイに繋がっている。ストライカーにとって蹴ることは重要ということだ。
森島はもともと器用な選手。あれだけの体をしていてやわらかい動きができる。もっと痩せれば空中でのポイントが高くなり、ポストプレイに安定感が出るのにとも思うのだが、森島にとっては今の体重がベストなのだろう。
三平というゴールゲッターの存在も大きい。最後の最後は選手層の勝負になる。
レンタル選手が多く、来季はまたどうなるか見えない状況だが、背伸びせず、着実に底上げをしていって欲しいものだ。
まだゴールは見えない。霧の向こうだ。また、J1昇格がゴールというわけでもない。
まだ何もつかんではいないのだ。

ニータンのコスプレも定着してきた。大分名物となりましたね。
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by worsyu | 2012-10-29 12:59 | サッカー | Comments(0)

まさか負けるとは

鳥取の気迫に押されたか。
これでやはり3位争いということになるだろう。3位なら上出来なんじゃなかろうか?
まさかの7位に終わったらガックリと落ち込むね。
福岡戦、山形戦は重要だね。山形に勝てば3位になる可能性も出てくるね。
これからはあまり無理をせず、勝てる時は勝つ。選手のやりくりで余力を残す。プレーオフ用に温存する。頭を使った戦い方をする必要がある。
目標はJ1昇格。優勝を習うわけではない。2位なら言うことなしだが、現在のチーム力では2位は無理だろう。上位チームが転げ落ちてこない限り。
3位か4位でも千葉が7位以下に落ちれば元気になる。さすがに2度続けて勝つのは辛いだろう。
このチームは強いのか弱いのかがよくわからない。ツボにはまれば強さを発揮し、逆に相手の攻撃がはまってしまうと、もろい。
何度も言うようだが、今年は、最終盤での同点、逆転劇でひっくり返されることが少なくなってきたと思う。やられる時はやられるけどね。それでも走り負けてバテバテでやられるというのはなくなってきたと思うんですけどね。進歩と言えば進歩かな。当たり前と言えば当たり前のことなんだけど。

本当の競り合いの中で勝ち点1を争う中で勝ち抜く強さというのは、サポーターの後押しが必要だね。それでも負けるんだから。

来季、「J1ただいまぁ~」と言いたいよねぇ。でも「それじゃあ、J1さようなら~」では儚すぎるよねぇ。

しかし、たとえ、そうなったにせよ、それすらも受け入れるしかない。
知事から「幸か不幸か昇格しそう・・・」なんて言われないようにこのクラブを資金面、運営面で健全化していかないといけない。
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by worsyu | 2012-10-23 14:33 | サッカー | Comments(0)

しびれるような戦いに向けて

千葉に勝ちました。昇格には絶対、最低限必要な千葉戦に勝つという一つのハードルを越えました。
過去の対戦成績を知る大分市民の多くは、喜びと驚きをもってこの結果を受け止めたでしょう。
今夜は祝杯を挙げようと思いましたが、私は止めました。まだ早い。ここで浮かれている場合ではないからです。
そして、それは、今回の勝利はある程度予想もできていたからです。流れがそういう流れだった。今後は逆に千葉が大分に対して苦手意識を持つようになるかも・・・
サッカーとはそういうものなのだ。

依然として厳しい戦いは続く。まだ何もつかんだものはない。

甲府は昇格を決めた。湘南は甲府と引き分けた。湘南はしぶとい。この引き分けは大きい。

残り4試合を見てみると。湘南は以下の通り。
1)VS千葉
2)VS富山
3)VS鳥取
4)VS町田
次節の千葉戦は、ホームということもあり、ここで千葉に勝てば大きく昇格に前進する。以下の対戦相手は引き分け以上ができる相手だ。だから、この3試合は7点~8点は期待できる。たとえ千葉に負けても+7点~8点は行くのではないか?

大分は以下の通り。
1)VS鳥取
2)VS福岡
3)VS山形
4)VS松本
湘南の対戦相手と比べると手ごわい。残り3試合、2試合を比べると湘南有利であることは間違いない。福岡、山形に勝つことは大変だろう。次節の鳥取も相手のホームということもあり、簡単にはいかない。次節の鳥取に仮に勝てたとしても、残り3試合を2勝するのは結構難しい。ただ、ここまで来たらメンタルの強さ。昇格への想いの強さの勝負にもなってくる。1勝2分で+5点。湘南とは、勝ち点が並ぶか1点差になる可能性が高い。その場合、得失点差、そして得点が注目される。得失点差は差が無いに等しい。問題は得点だ。4点差がある。これを抜くのは難しい。
もちろん、京都、千葉も参戦している。この古豪2チームは、実力はありながら、勢いがない。しかし、湘南、大分がもたもたしていたら、自然に上がってくるだろう。千葉は次節が勝負処か。勝たなければ、ベルディ、横浜FCに追い越されてしまうだろう。
大分が湘南を捉え、追い越すためには、鳥取、福岡と連勝が必要。それができなければ、3位~5位争いに巻き込まれるだろう。たとえ、鳥取に勝ったとしてもその次のホームでの福岡で勝たなければまだ有利とは言えないのだ。
3番目の昇格レースまで考えてそれでも昇格するんだという強い気持ちで戦う必要がある。

最後に関東トリサポに感謝申し上げる。毎度ありがとうございます。あなたたちの熱い想い、応援がわれわれ大分在住のサポの希望に繋がっています。
「大分県出身・・・」と胸を張って言えるように、わたしたち県民一人一人がしっかりと人生を歩んでいかなければなりませんね。
故郷に帰ってきた時には「関東トリサポ」の印があれば特別割引サービス等々の優遇をしてあげるべきでしょう。そう思いませんか?トリサポの皆さん!!
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by worsyu | 2012-10-15 11:26 | サッカー | Comments(0)

侮蔑、挑発行為

天皇杯3回戦。日産スタジアムにて横浜FマリノスVS横浜FCの試合中、横浜FCのサポが中指を立てたイラストの段幕を掲示し、相手を侮辱したとして問題になっている。

てっきりFマリの方がやったのかと思った人は多いと思う。相手を段幕で煽るのがFマリサポのこれまでの歴史だったから。笑ってしまう。

過去においてダービーで結構相手を挑発する行為は半分遊びでやっていた。これも含めてサッカー文化なのかと思っていた人も多い。

横浜FCも中指立てるという最低最悪の挑発行為をやったわけだが、これも、日本人の習慣にはない。Tシャツにこれを描いたやつを着ているバカなやつもいる。
それじゃあ、「嫌韓」「嫌中」と描いたTシャツはセーフなのか?アウトだろう。それじゃあ、チェ・ゲバラの段幕はセーフなのか?もはや、これもアウトなのではなかろうか?
相手サポが騒げば、クレーマーと化せばそれはアウトになる。

どこまでがセーフでどこからがアウトなのか?それは個人の主観というだけでは済まない問題である。マスコミを抱き込めば個人の範疇ではなくなる。その操作ができる。汚いやりかただが、これがビッグクラブの力。現実なのだ。

2年前、3年前はセーフなものでも、現在はアウトになるものもある。これまでトリサポはうまいこと潜り抜けてきていたと思う。
Fマリも地方に行くと挑発行為をやっていたのに。いざ、自分がやられるとこれだ。
関東でOKならそれに習おうという考えは大体間違う。すぐに変わってしまうから。過去はよくても現在はご法度ということはよくある。
ビッグクラブはセーフでもマイナークラブはアウトという差別はある。自分の尺度を持ち、律する気概を持っていれば節度ある応援ができるはず。

今後も気をつけて欲しいし、周りにそういう人がいたら、勇気を出して注意するようにして欲しい。お願いをしてでも取り下げて欲しい。

ストレスが溜まる社会状況の現在、小さな事でも大きなクレームにしてストレスを発散するのが関東流だ。怖い怖い。

たとえ挑発されても耐える勇気を持とう。被害を受けても逆にやさしく接しよう。
このクラブを大きく育てようと思うのならば耐えがたきを耐え、偲びがたきを偲ばなければならない。未来を見つめていきましょう。
やられたことは忘れないしね。
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by worsyu | 2012-10-11 11:33 | サッカー | Comments(0)

勝負を掛ける試合になる

まさかのホーム連敗である。
今度の千葉戦は勝つ必要がある。ここで負けたらいくらなんでも終戦だろう。もうそこまで追い込まれてしまった。
千葉戦はアウェイである。ここでの勝利は2勝の価値がある。言い過ぎだろうか?
千葉戦が終われば、残り4試合となる。私が設定した1クール4試合の成績は、現在1勝2敗。これに千葉で勝てば2勝2敗となる。しかし、千葉戦は2勝の価値がある。従って、3勝2敗の価値があるということになる。
勢いが付く。そして最後の1クール4試合に突入することになる。単純に計算すると2位以内は厳しい。しかし、千葉に勝ったのだ。だったら全勝してもおかしくない。それは無理だろうが、3位に踏みとどまる可能性が強くなる。そうすれば限りなく昇格が近くなる。千葉がリベンジで上がってこなければ・・・・

逆に千葉に負けた場合。最終成績は、6位~8位になるかも知れない。たとえ、6位に滑り込んでも、そこからプレイオフで勝ち進む勢いはないだろう。

もし、栃木、横浜FCに勝っていれば・・・せめて引き分けだったら・・・でも、これが現実だ。この戦力で最後まで昇格を狙うのであれば、千葉に勝って勢いをつけ、3位狙いでプレイオフを迎えるしかないではないか?

全てが千葉戦で決まる。そういう雰囲気になってきた。自分の中では、負けて気休めに「まだ4試合ある」と言われても、その時は終戦になるのだ。
千葉との因縁の中での戦いで現在のチーム状況、そして、気持ち。実力が推し量れるのだ。

これまで何度も助けて貰った関東サポ。最後も関東サポにすがるしかない。

J1に上がってもこれじゃあ、という想いを持っている人も多いだろう。札幌みたいになりたくない。でも、選手たちは確かに成長している。戦い方も終盤失速ということは無くなった。しかし、まだまだ勝負どころでの弱さ、はじき返す守備の力を感じない。
これでまかりまちがってJ1に上がってもいいのだろうか?

現在、J1ではガンバ大阪、新潟、大宮が降格争いをしている。これに神戸も加わりそうな雰囲気もある。いずれも立派なクラブだ。それでもこの中の2チームは落ちる。ガンバはアジアを征した名門クラブだ。新潟はJ1でも屈指の観客動員力を誇るクラブ。大宮はしぶといねえ。落ちそうで落ちない戦い方を知っている。切れそうで切れない。
J1とJ2を行ったり来たりするのは疲れる。
J1に居続けるには、やはり選手の総合力を常に一定に保つ必要がある。選手の新旧の交代を上手くやること。クラブの方向性に合った監督を持つこと。サッカーをする上での環境の整備も重要だ。
サポーターの存在は大きい。私たちは失敗をしたことで多くを学んだ。そろそろJ1に上がってもいいんじゃないか?
トヨタ、日産、マツダとスポンサー競争もできるし・・・

大分市はサッカーを核とした都市が漠然としたものであるがかすかに見えつつある。サッカーの理想郷ができるかもしれない。
いつの日か、ソフトバンクホークスを越える人気スポーツクラブになるかも知れない(無理無理。しかし西鉄ライオンズだって消滅しかけたんだし、ダイエーホークスも消え掛けたんだし、今のホークスだって一寸先は闇だよ・・・・・)。

もし、今度J1に上がったら、排外主義は極力止めようと思う。大人のクラブになる時期に来ているしね。今まで背伸びしていたから。もう肩の荷を降ろして、自分たちらしく、一歩ずつ着実に、みんないっしょに成長しよう。(財政破綻した国はサッカーが盛んだと言うが・・・市民、県民から義援金で1億2千万円半年で集まったという事実は重い。)

だらだらと書いてしまった。

千葉に勝てずば上に行く資格は無いに等しい。少なくとも、それは越えて欲しい。

勝敗予想は、千葉に勝てば、+11点~13点=72点~74点。負ければ+5点~7点=66点~68点。と予想する。
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by worsyu | 2012-10-09 11:44 | サッカー | Comments(0)

小野田寛朗

最近、小野田寛朗氏の動画を見て感銘を受ける。
ものすごい人である。日本軍人の鑑と称される人である。
しかしながら、インタビューから受ける印象は、自由人であり、巧みに自分の生きる道を探し、環境を整えて支配する能力に長けた人という風に見える。
軍国主義に凝り固まった人ではない。それは生い立ちを見ればわかる。

和歌山県の県議の三男として生まれる。
早くから親に反発。独立心が強い。剣道は県内優勝の腕前。学業の方は普通だったらしい。
17歳で中国へ。商社マンとして租界で青春時代を過ごす。召集令状が届く。中国語等の才能を見出され陸軍中野学校へ。
すでに戦争は末期。終戦前の1944年12月31日にフィリピンルバング島へ配属。アメリカ軍の艦砲射撃を受ける。そして終戦。多くの日本軍兵士は投降。しかし、小野田氏は命令解除の知らせを受けていないので続行することになる。
つまり、彼は、日本が一旦は負けることは織り込み済みなのだ。彼らの中でのストーリーでは、日本は負ける。そしてアメリカ軍による傀儡政権が誕生する。しかし、機を見て日本は内戦を起こし反撃に転じる。アジアの蜂起が連動して起きる。

小野田氏はその後29年間、フィリピンにおいてフィリピン軍と130回以上もの戦闘を繰り広げている。その間、一人は負傷し、投降(1950年)。そして二人目は戦闘で死亡(1954年)そして3人目も戦闘で頭部を打ち抜かれ死亡する(1972年)。小野田氏はとうとう一人で戦うことになる。
度重なる投降の呼びかけにも応えず、ゲリラ戦を続ける。
しかし、1974年、一人の冒険家-鈴木紀夫氏(1986年ヒマラヤ遭難)が単独で小野田さんに会いに行く。そこで接触に成功。上官による命令解除があれば任務を辞める意志があることが確認される。
そして、日本に帰国することになるわけだ。
その際、フィリピン政府は戦闘行為をしていたことは戦争中であったということを認めマルコス大統領は「立派な軍人」と称えた。恩赦で帰国が許された。
帰国した小野田氏は日本中からヒーローとして迎えられた。特に戦争経験のある人たちにとっては軍神と崇めたくなる存在であっただろう。

帰国後のインタビューである記者が「いっしょに戦っていた小塚さんが亡くなって投降は考えなかったのか?」という質問に、「却って復讐心が高まった。目の前で30年もの戦友を殺された口惜しさなんてものはない」と憤怒に満ちた声で答えている。私も思わず涙がこぼれた。

その後、次兄を頼ってブラジルへ移住する。
近年の活動は子どもを対象にしたサバイバル塾や講演活動。そして右翼系の活動家という面も持つ。
わたしは、小野田氏の根幹は負けず嫌いなところ-反骨精神だと思う。
それは権力や社会常識に対しても反発心が強い。また、与えられた環境の中で自分の生きる道を見出し、絶えず努力をし、研究しつくす能力が際立っている。向上心をもってやり抜く。妥協しない。そして、筋を通す。

彼は超人に近い。宮本武蔵のような極める達人のような気風がある。独立自尊、不撓不屈(ふとうふくつ)。彼の言葉にはニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」のごとき輝きがある。

本来であれば、もし、彼が終戦後、すぐ日本に帰っていたら、会社の社長になっていたことは疑いない。おそらく、それなりに大きな会社になっていただろう。

彼にとって失われた30年はあまりに長い。それを嘆いてもしかたがない。彼は別の道を歩み、成功者となった。今や日本はおろか、世界に影響を与え続けている日本人の一人である。
だから、今の彼の右翼的な発言を聞いていても、彼の中の筋を通すという面。そして、与えられた環境の中で自分を生かす術という面等の彼の性格面での発言であって、理屈としてのリベラルな面は表現されていない。
なぜなら、本質としての彼はスパイだからだ。心は日本に捧げたのだ。表層の部分で見出されるものは真実ではない。

しかしながら彼が死しても、彼の言葉は生き続ける。私たちに勇気を与えてくれる言葉だ。人生に悩む青少年諸君は一度覗いてみたどうだろうか?生きるヒントがあるよ。
言葉の裏には壮絶な経験があるわけで、そこから生まれ出た言葉は重い。

この人の映画を作ってみたい。
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by worsyu | 2012-10-03 12:02 | ひまネタ | Comments(0)

ウロブロス

皆さんは「ウロブロス」というのを知っているだろうか?
これは古代ギリシャ語で、蛇または龍が自分の尻尾を咥えて輪になった図柄を称して言うのだ。
日本では、玄武というのがある。これは古代中国からもたらされた図で、アジアでは亀と蛇という形である。

ウロブロスの意味は蛇の持つ強い生命力から、その尻尾を咥えることで不老不死、完全なものという意味が付いた。

まあ、こんな話はどうでもいいのだ。
日本の今の状態がつまり、このウロブロスの状態だということを言いたいのだ。
腹が減って食うものが無い。だったら、自分の尻尾を食えばいい。しかし、そんなことをしたら、いつか死んでしまう。ならば、自分の尻尾を食うという権利を与え、それを担保に食料を食えばいい。そうやって生きながらえているのが今の日本。いつまでこの証文が続くのか?
今の円高はいつか崩壊する。それは、ドルがそうであり、ユーロがそうであるように円も投資によって引き上げられているだけなのだ。それは落すために引き付けているだけ。

中国で反日運動、そして日本製品の不買運動が起きている。それならば、東南アジアに生産拠点を移せばいい、と識者は言う。確かに一時的であれリスクを分散させることは大切だ。しかしながら、東南アジア諸国を見回して、政治的に安定しているところなんてない。中国は一党独裁体制ではあるが、政治的には安定している。だから投資したのだ。おそらく、出資している財界の人たちは「早いところ謝っちまえ」と思っていることだろう。たとえ、他の国に移すにしても、とりあえず今の状況を打開して、商売ができる状態に戻して欲しいだろう。そこには倫理も思想も何も無い。
(なぜ、中国が労働に向いているか?それは拝金主義だからだ。金のためならなんでもする、そういう性質がある。社会主義が40年続いたからといって、性根は変わらない。この金にうるさいという性質は、他のアジア諸国には無い強さでもある。働くという行為は単純に金を集めて他人よりも裕福になりたいという果てしない欲求からきている。ただ、それが強すぎるのだ。)

どんなに日本の中で生産性を向上させ、改善運動でロスを無くし、稼働率を高めても、最終的にはコスト競争で負けてしまう。安くて良質な労働力を求めて世界中を探すだろう。

21世紀はアジアの時代だと言われている。その意味はわかるだろう。同様に22世紀はアフリカの時代になる確率が高い。
今の内にアフリカとの関わりを強くしていかなければならない。

政治はショウみたいなもので真面目に取り合っていたらばかばかしくなってくる。島をめぐる紛争を手がかりにナショナリズムを煽って面白がるのも考え物だ。面白いことではあるがね。ストレス発散にはなるかも。おわかりだろうか?私も時々意見をしているが、ほとんど真面目ではない。エンタ気味に書いている。

日本がこのウロブロス状態から抜け出すには、やはりアフリカしかないだろう。幸いなことに、日本はアフリカに対して手を汚していないのだ。ヨーロッパ、アメリカは手が汚れているからなかなか手が出せない。このことは、アジアに対して日本がなかなか踏み込めないことに似ている。つまり日本はアジアに対しては手を汚しているのだ。いくら汚してはいないと叫んでも、理解されない。
立派な塔を作ってみても、彼らから見ると汚れているように見える。上から水を掛けてやらないと白くならない。アジア諸国の人はそういう目で見ている。心の底ではそう見ている。

だから、脱亜なのだ。利用できる間はまだいいが、引き際を考えておかないと、依存しすぎると痛い目に遭う。それは中国以外にも、台湾もそう、フィリピンも、タイもインドネシアもマレーシアもカンボジアもミャンマーもインドもバングラデシュも、だ。
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by worsyu | 2012-10-01 12:47 | ひまネタ | Comments(0)