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ビアッツァに見るブランド力

そろそろ各チームの新ユニフォームが発表されてきている。
今日、見て驚いたのは大宮。あらまあ・・・
まるで浦和と鹿島を足して割ったようなデザイン。橙色がチームカラーだと思っていたが、これじゃあね。浦和よりも浦和っぽくなって、昔の浦和を愛する人にとっては魅力的なデザインだろうか・・・結構、そのあたりを狙っているのかもしれない。情けネエ・・・(大分でこんなことされたら怒るなあ!!)
ところで、私はシンメトリーが好きだ。
デザインで、左右対称のデザインの方が私は好きだ。斜めに走る線や、左右のデザインを変えてアクセントをつけるやり方はあまり好きではない。
大分がそういうデザインを採用したらどうしようか、個人的には心配である。その時は無視するしかないのだが。
日本には自然を尊ぶとともに畏れの意識もあり、これに仏教の諸行無常の精神が合わさって美術にも反映されている。従って左右対称をわざと崩して不安定さを演出することが多い。それは、自然は常に流れていて形の美しさはその一面でしかない、という一瞬の中に美を見出す風土が影響しているようだ。
しかし、人間が作り出し、また、求めているのは統一性の美であって、富士山が美しく思えるのはその典型であろう。
そろそろ大分トリニータの新ユニが発表される。
デザインのブランド力に民主主義は必要ないという。イタリアのタイルブランドのピエロ・ビザッツァ氏の言葉だ。ブランドは格好いいと思ったらそれが格好いいのだ。自分が好きと思ったら大衆に迎合する必要はない。
たとえば、客が赤色が欲しいと言ってもブランド側は否定すれば良い。客よりも強い立場であり続けることがブランドを魅力的にする秘訣である、とも。つまり、コンセプトや核となる精神性にゆらぎが起きたら、そこのブランドは魅力のないものになってしまうのだ。
しかしながら、ブランド力が安定していくためには、多くのデザイナーや識者、コアな客の意見も取り入れないと方向性を見失うことがあるのも事実だ。
発表前は結構ドキドキする。ニータンの発表前に比べたらそれも大したこと無いか・・・ところで、ニータンはアメリカに行くのだろうか・・・シャムスカマジックと金崎、低予算でも結果を出したミラクルチームと紹介されていたが、ニータンも紹介してほしいなあ・・・
by worsyu | 2009-01-18 00:46 | ひまネタ
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