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トリサポの一歩

J1チャンピオンシップの決勝第1戦での退場劇は、何とも、面白くないサッカーであった。これがサッカーの醍醐味なんて言われたら、情けなくなる。
同様、J2-J3入れ替え戦第1戦であった、若狭退場後の町田選手がDFのダニエルに対してやったシミュレーションも然りである。

若狭については、言語道断。プレシーズンでも同じようなプレイをやっていた。カードはその時は出なかったが・・・これはもう癖。体に染みついている。直らない。

昔、草サッカーをやっていた時、タッチに出た後、ボールを渡すふりをして、持ったまま遠ざかる行為をした人がいた。私は、ボールを投げつけたやりたい衝動が起きた。しかし、しなかった。後で思うと、殴ってやればよかったとも思ったが、さすがにそこまではやらない。草サッカーでもこんなことをやっている。その他、いろんなことがあった。かわいいと言えばかわいいが、情けない限りだ。
サッカーをやっている人たちは多かれ少なかれ、こうした経験をしている。悪質なのは、肘で相手の顔を殴ることだ。幸い、私は、そこまでの経験は無い。

ガンバ大阪のオ・ジェソク選手は誘われて、相手の胸をついてしまいました。少なからず、私などは同情してしまう。

こういう負の連鎖で、サッカーそのもののスポーツとしての面白さを削いで行くことは、何とも情けない。

だから、私は、きれいごとかもしれないが、吉武氏の考えに同調しているのだ。
もう、こんなサッカーは厭なのだ。
Jリーグのサッカーはきれいでも何でもない。欺瞞に満ちたサッカーだ。本当のあるべきサッカーじゃない。
ラグビーW杯で日本代表が示した勇気と正義と強さはJリーグとの対比で違いが際立っている。


大分トリニータがその目指すべき、あるべきサッカーを体現してくれるのならば、それは素晴らしいことだ。

トリサポはその一歩を踏み出す勇気を与えてほしい。







# by worsyu | 2015-12-04 16:38 | サッカー

吉武イズムの実践

鬱が続く。
最低の試合を見せられた。
言わずもがなが多すぎて・・・・。
繰り返しの罵詈雑言は辞めよう。私が言いそうなことは皆さん推察してください。
分析もする必要無し。対策も考えない。
試合後、ずっと鬱。
風呂の中で思い付いたことだけ書く。

その前に、浦和サポか似非サポか知らないが、毎度毎度の人種差別問題。まあ、それがあそこの売りだからしょうがない。これも、10年以上前から私は言っているので・・・・・気が向いた人は、過去の私の発言から拾ってみてください。

以前、嘉風が九州場所で引き落とし技で勝とうとして負けたのを見て、佐伯のファンが「私たちは、勝ちを見に来たんじゃない」と言われて、嘉風自身が変わったというのを思い出す。
地元の人に良い所を見せようとして、勝とうとして、思い切りが無くなり、消極的になっていた自分の愚かさを後悔した。そして、負けてもいいから思い切り行こう。そうすることで地元の人が喜んでくれるのなら、と彼自身、悩んでいたことがバカらしくなり、相撲が変わっていったということ・・・・。

前U-16監督の吉武文博氏の考えを実践することで、たとえ弱くても、本当のサッカーができるんじゃないだろうか?
サッカーにプライドは必要ないんだろうか?
サッカーに相手を尊重する心や、相手を讃える心は必要ないんだろうか?
勝つことよりも大切なものはないんだろうか?
九州の誇りって何なんだろう?

きれいごとばかり言っていても、実際にJ3に落ちてしまっては、広告収入も落ちるだろうし、観客数も落ちるだろうし、選手も半分以上出ていくだろうし・・・・・・
そういった恐怖を考えることよりも、本当に目指すサッカー。それを核としたサッカー文化。そして、スポーツ文化が大分に根付くんだろうか?

太鼓をたたかなくても、拍手や歓声で表現できる。変わるべき時期に来ている。というか、変わってもいいんじゃないか?ずっと思っている。
太鼓うるさい。勃興期には必要だったかもしれないが、もう、大分には必要ないね。

生まれ変わったトリニータを見たい。反則しないチームカラーに変わってほしい。そうすれば、弱くても支持される。いつの日かてっぺん取れる。それで潰れるならばそれでいいじゃないか。

絶対潰れないと信じたい。どのクラブにも負けないプライドを持って戦う姿を見たいんだ。

無理かな・・・・?

加藤は「強いトリニータ」を望んだと言う。しかし、それは違う。本当に強いトリニータの姿はそんなもんじゃない。みんなもわかっているはずだ。もし、今、加藤が生きていたとしたら、そういう意味で言ったんじゃないと言うだろう。たとえあの時はそうであったとしても、彼の眼から見た今のトリニータは目指すべきトリニータではない。
愛すべき資格のあるトリニータになってほしい。
加藤の顔のフラッグが現れないのは、彼の臨んだ姿ではないからだ。
出せるもんなら出してみろ。


加藤の顔に向かって、ラブトリニータが歌えるか?





# by worsyu | 2015-11-30 11:32 | サッカー

恨み節みたいな

安川の安易なプレーが目立った。こういうミスを消す作業をしないと、J2では通用しない。
武田はファインプレイがある一方で、弱弱しいプレイも目立つ。手に当てたら必ず前に弾く。少なくとも、当てたら処理することは鉄則。GKの差が今回も出た。

1-2の内容を見ても、大分の得点はパウリーニョのスーパーシュート。対する磐田は、大分のクリアミスの球を押し込んだ1点。決勝点は、上げられた時点で問題。パウリーニョが行く場面ではない。中で競り合っていても、シュートを防ぐ心と体の準備ができていない。あそこで打たれることが信じられない。シュートコースを消すこともしない。信じられないメンタルの弱さ。負け犬根性。
最後の最後まで守備の心の弱さを見せつけられた。

日本代表の大分組を見ながら、栄光の過去を懐かしむ。と同時に、落胆。
GK西川、DF森重、MF清武、FW夢生。

これからは、生温かい目で応援するのが一番だろう。
まるで、昔のゼロ戦乗りを思い浮かべるような眼で・・・・日本が負けたのもこんな感じなのかなあ・・・・と思ったりする。
なるべくしてなった。資金の確保が全て。需要と供給のバランス。根拠なき戦略。官僚任せで軍部が突っ走った結果。

なぜ、こうなってしまったのかは、もうわかっていること。
去年までチームを支えてきたベテラン勢を排除してしまったため、若手とベテランのバランスが崩れ、経験から修正することができなくなってしまった。
まず、守ることができなくなった。
声が出ない。連携が取れない。

手っ取り早く改善させる対処療法は、私が何年か前に提案したように外国人の身体能力に長けたGKを据えることだ。(実際、磐田や熊本などがそれで成功している)
これで失点は抑えられる。
しかし、これでは意味が無いと思っているんだろう。西川を排出したというプライドでもあるのだろうか?
クラブの方針として、若手の育成クラブという位置づけで、J2下位、J3も止む無し。できたら、それは避けたいが・・・
それじゃあ、勝てない。勝つことよりも、育成が大事なんて甘っちょろい考えだから。
付け焼刃のようにレンタル選手をかき集めてみても、魂がない。方向性が見えないから、綺麗なプレイ、自分本位なプレイに終始。
若手とベテランとレンタル選手と外国人選手と監督とコーチがみんなバラバラ。
ここまでバラバラになってしまうと、勝てる試合も落とし、負けないで済む試合も落とし。勝つことができなくなり、いつしか、最下位へ・・・・・
本当は、強いのに。できるのに・・・・・・

審判団からも、いつしか、「あそこは育成クラブだから、負けてもしょうがないクラブ」扱いされるようになる。
信じられないひいきジャッジも見られた。

社長が責任を負って退任するというのは、確かにそうだろうが、辞めるのならば、後任を決めて辞めてほしい。放り投げるような真似はしないでほしい。

申し訳ないが、♪~九州の誇り♪はもう歌えない。

ただただ情けない。

でも、トリニータの旗は不滅だ。こんなみじめな旗は厭だ?否、だからこそ、今こそ旗を振りたいと思う。

復活の熱は、みんな忘れるなよ!!!









# by worsyu | 2015-11-24 10:39 | サッカー

トリニータと大銀ドーム

J2も最終版。残すところ4試合となってきた。前節、ホームで札幌に快勝というか、勝った。2-0で。前半は相手に押しこまれ、シュートまで持っていけなかった。辛抱強く守備を固め、反撃の機会を探る展開へ。前半、抑えたことで、後半の体力差が出たのだ。しかし、これはたまたまだろう。ゲームをコントロールするところまでは行っていなかった。後半の2点も、エヴァの得点は、付いた相手のミスもあるが、体力勝負で勝ったエヴァの個人技によるところだ。2点目も、為田のミドルが相手選手に当たってループ気味に吸い込まれた。結果良しである。

開幕前の不安から、そして開幕戦の惨めな負け方を見て、私は、J3への危機を叫んだ。その時、私の声に耳を傾けた人が何人いようか?事、ここに至って、トリニータの存在は、いったい何なのか?と再び思わずにはいられない。

Jリーグ人気が落ち着き、資金力のあるチームが上位を占め、新旧の世代交代に失敗したり、外国人助っ人が不発に終わったチームがJ2に落ちる構図が見られる。すでにサッカー人気は下火になりつつある。新たにビジネスとして参入する企業は少なく、地方自治体におんぶしてもらい、かろうじて維持している地方クラブの現状が明らかになった。

さて、大分は、J1に昇格し、そしてナビスコカップを手にした。やがてJ2に降格し、意地で昇格はしたものの、資金力のない地方クラブに変わりなく、再びJ2に降格。今季は監督の戦力拡充の思いが強く、積極的に選手の入れ替えを行ったものの、チーム編成に失敗。バランスを取れなくなったチームは勝つことができなくなってしまった。監督解任が遅れ、チーム再建に時間が掛ったことで、J3への降格争いに巻き込まれることに。ここにきて、ようやく、チームにまとまりが出始めていることで、何とかしのげるかどうかの段階にきている。たとえ、J2にとどまることができても、来季のチームがどうなるか・・・・

ところで、私は、芝のグラウンドを人工芝とのミックス。ハイブリッド芝にすべきだと思う。ラグビーワールドカップで、日本が南アフリカに勝利できたのも、この人工芝とのミックスにより、足場がしっかり踏ん張れたことが大きいのだ。次回のワールドカップ開催地である大分のドームにおいて、芝をミックスにすることで、管理費用も安価になり、グラウンドが痛む度合いも少なくて済むようになる。

どうだろう。もう、サッカーJリーグの顔色窺ってやるよりも、現実問題として、費用対効果、経営的なステップアップを考えるべき時だと思う。ミックスになれば、コンサートなども頻繁に行うことができるようになるはず。これだけの施設を持ちながら有効利用できないのはもったいないではないか。

とにかく、残り4試合で最低勝ち点6は欲しい。できたら2勝2分で。
得失点差が-3であっても、降格する可能性があるというデッドヒート。上位4チームが図抜けている。
得失点差を-2くらいに縮めて欲しいね。それで降格なら仕方ない。監督の責任だろう。









# by worsyu | 2015-10-31 14:38 | サッカー

波瑠の日本髪とおでこ

NHKの朝ドラ「はるが来た」が面白い。
近藤正臣の京都弁が本物だから、やっぱり締まる。
テンポ良くドラマが進行する。脚本が上手いのだろう。

中でも、ヒロインの波瑠が良い。きれいである。
日本髪が良く似合う。
振袖の着物におでこ全開の日本髪。細面の顔がとてもきれい。ある意味カルチャーショック。

これまでの波瑠に特別な思いなどは何もなかったし、ときめくことなんてまるでなかったが・・・
髪を降ろして、洋装になれば、面白くない顔なんだろうが、着物と日本髪のいでたちは、素晴らしい。
ミス着物と言って良い。きもの文化、日本髪の文化の復興に寄与したといっていいくらい、衝撃的な美しさだ。日本人形のような可憐であり、しかも品の良さが見える。肩もなで肩で首のラインが綺麗。
隣の宮崎が霞んでしまった。

面白みの無い、ただのうりざね顔のつるんとしただけの顔が、髪を上げることで、特別な美しさを放ちだしたのだ。

演技力もなかなかのもの。こなれている。こういった、軽いタッチのドラマに寄り添うようにうまくフィットしている。天性のものもあるが、彼女のこれまでの経験から、ここまで深く、味わい深いものになったのだと思う。

なかなか、髪の毛を上げて、おでこ全開はできない。まるで人相が変わってしまう。勇気がいる。できれば半分以上隠してしまいたいくらいだ。自信がなければできない。

波瑠は、このドラマが当たり役になりすぎると、能年のように次のステップが難しくなる。現代劇では、なかなか主役は張れないだろう。しかし、彼女は、いい味を出している。抑えた演技ができているので、対応が可能だと思う。


日本髪と着物っていいもんだなあ、ということを久しぶりに発見した。

いやいや、この役に波瑠を抜擢したプロデューサーは本当にすごいね。













# by worsyu | 2015-10-28 15:19 | 芸能ネタ